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2022年1月26日
改良型エアサスペンションを設定した「メルセデス AMG GT 4ドアクーペ」が日本でも発売|Mercedes AMG
Mercedes AMG GT 4-Door Coupe|メルセデスAMG GT 4ドアクーペ
改良型エアサスペンションを設定した「メルセデス AMG GT 4ドアクーペ」が日本でも発売
メルセデス・ベンツ日本は、一部改良した「メルセデス AMG GT 4ドアクーペ」の日本導入を発表。予約受注を開始した。
Text by YANAKA Tomomi
ジェスチャーで操作ができる「MBUXインテリア・アシスタント」も標準装備
メルセデスAMG社が独自開発し、ハイパフォーマンスでありながら4ドアの利便性を兼ね備える「メルセデス AMG GT 4ドアクーペ」。
改良モデルでは、従来のマルチチャンバーを備えたAMGライドコントロール+のエアサスペンションに、新たにダンパーの外側に2つの圧力制御バルブを上級モデルの「GT 53」に標準装備。「GT 43」にはオプションで用意された。一つはホイールのリバウンドで発生するリバウンドダンピングを制御し、もう一つはホイールが収縮する際に発生するコンプレッションダンピングを制御するものとなる。
これにより、ホイールのリバウンドと収縮のステージをそれぞれ別個に制御することが可能となり、最小限推力と最大減衰力の特性差を広げ、マップデザインの柔軟性を高めることで快適性を高めるとともに、スポーティなドライビングダイナミクスにも寄与するという。
室内では、ドライビングに集中しながら各種メニュー操作が可能なAMGドライビングコントロールスイッチを備えたAMGパフォーマンスステアリングを標準装備。また音声で操作可能なMBUXに手のジェスチャーでさまざまな操作ができる「MBUXインテリア・アシスタント」も標準で搭載された。
「MBUXインテリア・アシスタント」では、例えばVサインによってお気に入り機能のショートカットをメディアディスプレイに表示したり、ルームミラーの下で手を上下させることでリーディングライト、助手席シート上方に手を伸ばしてサーチライトのオン・オフができるなど、利便性を向上させている。
パワーユニットに変更はなく、3.0リッター直列6気筒ターボエンジンと、最高出力16kW(21ps)、最大トルク250Nmを発生し、オルタネーターとスターターの機能も兼ね備えるインテグレーテッド・スターター・ジェネレーターを搭載。
システム全体で、「GT 53」は最高出力320kW(435ps)、最大トルク520Nm、「GT 43」は270kW(367ps)、500Nmを発生。メルセデスAMGが開発した四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」で駆動する。
ボディカラーには新たにスペクトラルブルーとスペクトラルブルーマグノの2色が追加され、価格は「GT 53」が1786万円、「GT 43」は1310万円。デリバリーは2022年2月ごろからが予定されている。
問い合わせ先
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