アウディのSUV「Q5」がマイルドハイブリッドなど搭載して大幅にアップデート|Audi
CAR / NEWS
2020年7月10日

アウディのSUV「Q5」がマイルドハイブリッドなど搭載して大幅にアップデート|Audi

AUDI Q5|アウディQ5

アウディのSUV「Q5」がマイルドハイブリッドなど搭載して大幅にアップデート

アウディAGは、ミドルサイズSUV「Q5」が内外装の刷新とともにマイルドハイブリッドシステムなどを搭載し、大幅にアップデートしたと発表した。

Text by HARA Akira

幅広くフラットなシングルフレームグリルの採用でエクステリアはよりアグレッシブに

新型Q5のボディは、大型のバンパーを採用したことで全長が先代より19mm長くなって4.86mに。全幅(1.89m)、全高(1.66m)は変わらない。
エクステリアは、まず八角形のシングルフレームグリルをより幅広くフラットな形状に変更。LEDヘッドライトは上部に新たなデイタイムランニングライトを組み込んだ。
リアライトは、次世代のOLED(有機発光ダイオード)照明テクノロジーを初採用。ユーザーは注文時に3種のシグネチャーから好みのものが選択でき、ドライブセレクトをダイナミックに切り替えるとライトのデザインを切り替わる設定になっている。
また、近接検知機能を備えており、停止時に他のクルマが後方2メートル以内に近づくとすべてのOLEDセグメントが点灯し、動き出すと元に戻るといった格好だ。流れるダイナミックターンインジケーターはこれまで通り装備している。
インテリアは、最上位モデルは3種類の異なるグラフィックレイアウトを備えた高解像度12.3インチのアウディバーチャルコックピットを採用。ダッシュボード中央には10.1インチタッチディスプレイを標準装備する。
欧州で最初に導入するQ5 40TDIは、最高出力/最大トルクが204ps(150kW)/400Nmの2リッター直列4気筒ディーゼルエンジンとマイルドハイブリッドシステム(MHEV)の組み合わせで、複合モードでの燃料消費量5.4ℓ/100km、CO2排出量143~139g/kmを達成。
MHEVはBSG(ベルト駆動スタータージェネレーター)を備えて12Vのリチウムイオン電源システムを充電する。条件によってはエンジンを停止した状態でのコースティング(慣性走行)が可能になるほか、22km/h未満の速度ではアイドリングストップが作動する。
これにより、100km走行当たり約0.3ℓの燃料が節約できるという。トランスミッションは7段Sトロニックで、ウルトラテクノロジー付きクワトロ4輪駆動システムを駆動。走行性能は、0-100km/h加速7.6秒、最高速度222km/hを実現している。
ドライバーアシスタンスシステムとしては、前方車両との衝突や2次被害を回避するアウディプレセンスシティのほか、アダプティブクルーズシステムにプレディクティブエフィシェンシー(予測効率)アシストを組み込み、予測的な運転スタイルをサポートすることで燃料消費率を削減するなど新しい技術を採用した。
Q5は今後、さらに新しいエンジンをラインアップする予定で、それは2種類の4気筒TDI、V6TDI、2リッター4気筒TFSIという。2020年の秋から世界中の市場に導入される予定で、ドイツでのアウディQ5 40TDIのベース価格は、4万8,700ユーロとのこと。
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