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2020年1月10日
エクステリアがより力強くシャープに──Fタイプがマイナーチェンジ|Jaguar
Jaguar F-Type|ジャガー Fタイプ
Fタイプがエクステリアを中心に進化
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは1月9日(木)、ジャガーのピュアスポーツカー「Fタイプ」をマイナーチェンジ。受注を開始した。
Text by YANAKA Tomomi
V8エンジンは25psパワーアップ
今回のマイナーチェンジでエクステリアデザインを大きく変化させたFタイプ。
フロントは標準装備となったスリムなLEDヘッドライトに加え、刷新したクラムシェル ボンネットにグロスブラックメッシュ仕上げのフロントグリルが力強くシャープな印象を与えるようデザインされ、リアはジャガー初のEV「Iペイス」より導入しているLEDシケイン シグネチャーライトとボディの曲線が相まって、エレガントな印象に仕上げられている。
エンジンは最高出力221kW(300ps)、最大トルク600Nmを発生する2.0リッター直列4気筒、最高出力280kW(380ps)、最大トルク460Nmの3.0リッターV型6気筒、5.0リッターV型8気筒の3種類のガソリンエンジンを展開。中でも5.0リッターV8エンジンは最高出力が25psアップし、423kW(575ps)、最大トルクは700Nmとなり、0-100km/h加速は3.7秒を記録する。
最上級グレードの「FタイプR」はこのV8エンジンを搭載しており、シャシー性能も進化。改良が施されたスプリングやアンチロールバー、アダプティブダイナミクスの連続可変ダンパーがサスペンションを強化・補完し、よりスポーティな走りを実現させているという。
さらに、ジャガーのスポーツ・サルーン「XE SVプロジェクト8」の開発過程で得られたクイックシフト トランスミッション技術を活用することで、スポーツシフトやパドルシフトでのマニュアルシフト操作で、レスポンスがよりクイックになったとのこと。
インテリアは、12.3インチのインタラクティブ ドライバーディスプレイが標準装備となり、「JAGUAR Est.1935」のデザインがグローブボックスのボタンやセンターコンソールフィニッシャー、シートベルトガイドに施された。
ボディカラーは12色を展開するほか、SVOプレミアムパレットとして4色も設定。価格は、2.0リッター直列4気筒モデルのクーペが865万円と933万円、カブリオレが1,101万円。3.0リッターV6モデルはクーペが1,237万円と1,322万円(AWD)、カブリオレが1,490万円。5.0リッターV8モデルの「FタイプR」はクーペが1,590万円、カブリオレは1,611万円となる。
このマイナーチェンジを記念し、3.0リッターV6モデルをベースにした「ファーストエディション」も設定。エクステリア デザインパックやコントラストルーフ、ウィンザー レザー仕様の電動パフォーマンスシート、スペシャルなレッドプレートが装備され、3色のボディカラーから選択できる。価格はクーペが1,454万円、カブリオレが1,611万円。
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