マクラーレン、ハイブリッドシステムを搭載した市販型スーパーカー「アルトゥーラ」を発表|McLaren
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2021年2月17日

マクラーレン、ハイブリッドシステムを搭載した市販型スーパーカー「アルトゥーラ」を発表|McLaren

MacLaren Artura|マクラーレン アルトゥーラ

マクラーレン、ハイブリッドシステムを搭載した市販型スーパーカー「アルトゥーラ」を発表

英マクラーレンは2月27日、初の量産ハイパフォーマンス・ハイブリッド(HPH)スーパーカー「アルトゥーラ」をオンラインで発表した。

Text by HARA Akira

3リッターV6エンジンとEモーターによるハイブリッドシステム

新型アルトゥーラのパワートレインは、新しいツインターボ3.0リッターV6ガソリンエンジンと、Eモーター、高エネルギー密度バッテリーパックで構成され、合計で最高出力680ps、最大トルク720Nmを発生する。このうち新型V6エンジンは、最高出力585psでリッター200psに迫り、最大トルク585Nm 。一方のEモーターは、最高出力95ps、最大トルク225Nmを瞬時に発生。
パフォーマンスは、0-100km/h加速3.0秒、0-200km/h加速8.3秒という猛烈な加速と、マクラーレンのスーパーカーで最もシャープなスロットルレスポンスを実現。最高速度は330km/hに制限される。パワーウェイトレシオはクラストップの488ps/t(最軽量の乾燥重量1,395kgで算出) 。車両重量(DIN)はクラス最軽量の1,498kg*となる。
完全なプラグインハイブリッド(PHEV)機能を備えており、標準的なEVSEケーブルを使ってわずか2時間半で80%充電できるほか、選択した走行モードに応じて、走行中に内燃エンジンからバッテリーに充電ができるシステムになっている。走行モードは、電気のみを使うEモード、複合的な走行状況に対応するComfort、低速域のレスポンスと加速のために電気をよりアグレッシブに使うSportとTrackの4つがある。
燃料効率はマクラーレン史上最高の50 mpg(マイル/ガロン)超を誇り、CO2排出量は129g/km(EU WLTP複合モード)。バッテリーは総電力量7.4kWh、電気のみの航続距離30kmを公称する。5年間の車両保証と6年間のバッテリー保証、10年間のボディ保証が付帯する。
トランスミッションは新しい軽量8段で、マクラーレン初の電子制御ディファレンシャルを搭載し、新コンセプトのリアサスペンション、改良された電動油圧式ステアリング、プロアクティブ・ダンピング・コントロールなどにより、俊敏性、安定性、運動性能が強化されている。 タイヤは革新的なピレリCyber Tyre®テクノロジーを備える次世代のピレリP ZERO™ CORSAタイヤで、McLaren 600LTが履くP ZERO™ Trofeo Rに匹敵するグリップレベルを実現している。
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