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2021年6月8日
マクラーレンがエルバのウィンドスクリーンバージョンを生産開始|McLaren
McLaren Elva|マクラーレン エルバ
マクラーレンがエルバのウィンドスクリーンバージョンを生産開始
マクラーレン・オートモーティブがロードスター「エルバ」のウィンドスクリーンバージョンの生産を開始すると発表した。
Text by YANAKA Tomomi
スクリーンレスモデルと違わぬ刺激的なドライビングエクスペリエンス
2019年にマクラーレンの最上級クラス「アルティメットシリーズ」として世界149台限定で生産されたエルバ。マクラーレンの創業者ブルース・マクラーレンが1960年代に生み出し“エルバ”と呼ばれたレーシングカーへのオマージュとしてその名を受け継いだエルバは、ルーフもウィンドウもない超軽量モデルだった。
新たに誕生するウィンドスクリーンバージョンのエルバにも、オリジナルバージョンのエッセンスとパフォーマンスが与えられ、ミッドシップに配された4.0リッターV8ツインターボエンジンが最高出力815psものパワーを発生。
乾燥重量は、電子制御の雨滴感知式ワイパーや、ウィンドウウォッシャー、サンバイザー、ヒーテッドガラスなどを盛り込みながら、オリジナルより20kgの増加に抑えられ、1300kg未満になることを目標に開発された。
エルバの走りは、いずれのバージョンもマクラーレン「セナ」に匹敵。スクリーンレスモデルでは0-100km/h加速は2.8秒、0-200km/h加速は6.8秒を記録し、ウィンドスクリーンモデルも動的性能や車体剛性、そして刺激的なドライビングエクスペリエンスも変わらないとマクラーレンでは謳う。
ウィンドスクリーンバージョンのエルバもまたマクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)によるパーソナライゼーションでオーナーそれぞれの個性を反映させた後、2021年末ごろから最初のデリバリーが予定されている。
問い合わせ先
マクラーレン オートモーティブ
https://cars.mclaren.com/jp-ja