トヨタ、スバルと共同開発した新EVシリーズの第1弾「bZ4X」コンセプトを初披露｜Toyota

TOYOTA bZ4X Concept｜トヨタbZ4Xコンセプト

トヨタ、スバルと共同開発した新EVシリーズの第1弾「bZ4X」コンセプトを初披露

トヨタは4月19日、中国･上海で開催された上海モーターショーで、2025年までに電動車を70車種程度までにフルラインアップ化し、その一環としてEVが15車種、新EVシリーズのトヨタbZについては7車種を導入すると発表した。今回は、そのシリーズ第1弾となる「トヨタbZ4X」のコンセプト車両が世界初披露されている。

Text by HARA Akira

2022年年央までにグローバルでの販売を開始する予定

トヨタbZ4Xは、トヨタbZシリーズ第一弾のEVであり、パートナーの一社であるスバルとの共同開発によるSUVタイプのEVだ。両社で共同開発したe-TNGA EV専用プラットフォームを採用しており、電動化を得意とするトヨタと、優れたAWD技術を持つスバルが互いに強みを持ち寄ることで、快適かつ楽しめる走りを実現するEVになったという。

その特徴としては、まずEV専用プラットフォームによる、ショートオーバーハング･ロングホイールベース化がもたらす、特徴的なスタイリングと、Dセグメントセダン並みの室内空間を実現した点が挙げられる。

インテリアでは、操舵時に持ち変える必要がなく、広々としたスペースの演出にも寄与する異形ステアリングホイールと、意のままにスムーズな運転感覚をもたらすステアバイワイヤを採用。低いインストルメントパネルやステアリングホイール上方に配置したメーターによる開放感や視認性の向上とともに、さらに安心･安全なドライビングが可能になっている。