GLBにハイパフォーマンスモデルのAMG 35 4MATICが追加|Mercedes AMG
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2021年1月13日

GLBにハイパフォーマンスモデルのAMG 35 4MATICが追加|Mercedes AMG

Mercedes AMG GLB 35 4MATIC|メルセデスAMG GLB35 4マチック

GLBにハイパフォーマンスモデルのAMG 35 4MATICが追加

メルセデス・ベンツ日本は1月12日、コンパクトSUVのGLBに、ハイパフォーマンスモデルとなる「メルセデスAMG GLB35 4MATIC(以下GLB35)」を追加し、同日から予約注文を開始するとともに1月末ごろから納車を開始すると発表した。

Text by HARA Akira

306ps /400Nmの2.0リッター直列4気筒ターボ「M260」を搭載

GLB35は、「メルセデスAMG35シリーズ」の6番目のモデルで、前輪駆動アーキテクチャーに高出力エンジンと十分なトラクションを確保する4輪駆動システム、高剛性シャシーと専用のサスペンションセッティングを組み合わせることで、高次元のドライビングパフォーマンスを実現しつつ、快適性も損なうことがないように開発されたモデルと謳われる。
GLB35のパワートレインは、最高出力306ps(225kW)、最大トルク400Nmを発生する2.0リッター直列4気筒ターボエンジンの「M260」を搭載し、AMGスピードシフトDCT8段デュアルクラッチトランスミッションを介して4輪駆動システムであるAMG 4MATICにパワーを供給する。
AMG 4マチックは前後トルク配分を100:0から50:50まで変化させ、電気機械制御式多板クラッチを採用することでレスポンスが速く、動作が速度に依存しないシャープなドライビングダイナミクスが得られるという。また、AMGエグゾーストシステムにより、選択したドライブモードに応じて、バランスの取れた音色から感性を刺激するモータースポーツ譲りのエグゾーストサウンドまで切り替えることができる。
足回りは、標準装備する「AMGライドコントロールサスペンション」で減衰特性を広範囲にわたって変化させ、フロントが新型モノブロック対向4ピストンキャリパーと350mmディスク、リアが1ピストンフローティングキャリパーと330mmディスクを組み合わせた強化ブレーキシステムによって制動距離を短縮している。
ドライブモードはセンターコンソールのAMG ダイナミクスによってコンフォート、スポーツ、スポーツプラス、スリッパリー、インディビジュアルの5つが選択できるほか、各モードに自動選択される「ベーシック」「アドバンスト」の2つがあり、ESPの制御が変化する。
エクステリアはAMGラインをベースに、フロントはAMG専用ラジエターグリル、リアは専用デザインのデュアルエグゾーストエンドでハイパフォーマンスを表現。インテリアはAMG専用の表示スタイルが選択できるコックピットディスプレイやステアリングの「AMGドライブコントールスイッチ」などを装備。ナビゲーションパッケージを装着すれば、サーキット走行時に80件以上の車両データ(車速、加速度など)を常時記録することが可能なAMGトラックペースも装備される。価格は737万円となる。
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