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2022年3月10日
アウディのフラッグシップセダンA8が大幅にアップデート|Audi
Audi A8|アウディA8
Audi S8|アウディS8
アウディA8が大幅にアップデート
アウディAGは、大幅にアップデートしたラグジュアリーセグメントのフラッグシップモデル、新型A8を発表した。
Text by HARA Akira
中国市場向けのトップバージョンであるAudi A8 L Horchも登場
アウディA8は、アウディV8の後継モデルとして1994年に登場したラグジュアリーセダンセグメントのフラッグシップモデル。2017年に発表された第4世代では、パワー、スタイル、装備のあらゆる面で大きな進化を遂げている。
新型のボディは全長5,190×全幅1,950×全高1,470mmで、サイズ変更は最小限とする一方、エクステリアのプレステージ性をさらにアップした。シングルフレームグリルのベースはさらに幅広くなり、サイズが拡大されたクロームアングルが下方から上方へと伸びて、印象的なグリルを創出。ヘッドライトは130万個のマイクロミラーを設置したデジタルマトリクスLED方式で、ビデオプロジェクターのような光のカーペットを創出するという。
サイドエアインテークはより直立したデザインとなり、ヘッドライトと同様に新鮮な印象を与えている。サイドビューはフラットなルーフラインが特徴で、リアはカスタマイズ可能なOLEDテクノロジー採用のテールライトと、スポーティな4本出しの丸型テールパイプを備えている。標準仕様に加えて、ChromeエクステリアパッケージやSラインパッケージも用意。カラーは全11色で、5色のマットカラーも選択することができる。
ラウンジのように広々としたインテリアでは、A8Lが装備するリラクゼーションシートや、ドアパネルに使用した持続可能なマイクロファイバー素材Dinamica(ダイナミカ)が特徴。リアシートには専用の10.1インチディスプレイを装着している。
操作系では、「Hey Audi!」の呼びかけに応じるボイスコントロールや、オンラインサービスのAudi connectによるMMIナビゲーションプラスを装備。1,920ワットのアンプが23のスピーカーとツィータを3Dで鳴らすバング&オルフセンアドバンストサウンドシステムも搭載する。
運転支援面では、約40のシステムを利用可能で、さらにオプションで「Park」「City」「Tour」の3つのパッケージを用意している。
パワートレインは、幅広い選択肢を提供。3リッターのV6 TFSI (340ps、286ps)、V6 TDI (286ps)、V6 TFSI+電気モーターを採用するプラグインハイブリッドドライブシステムのV6 TFSI e (462ps)、そして4.0 TFSI(460ps、571ps)がラインアップされる。
他のバリエーションとしては、中国市場向けのトップバージョンであるAudi A8 L Horchが登場。全長は5.45メートルで、A8 Lよりも13cm長く、インテリアには、ダイヤモンドパターンのキルティング、エンボス加工したシートクッションのロゴ、リアスペースのディープパイル フロアマットなどを採用し、エクスクルーシブなキャラクターを強調している。
また、A8の防弾仕様モデルもさらに強化。特に高い警護要件を満たすために設計されたA8 L Securityは、420kW(571ps)を発生するツインターボV8エンジンを搭載。48ボルトの主電源システムによるマイルドハイブリッド テクノロジー(MHEV)を採用した。
問い合わせ先
アウディ コミュニケーションセンター
Tel.0120-598-106
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