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2020年8月7日
トヨタ、C-HRの安全装備を充実させる一部改良を実施|TOYOTA
TOYOTA C-HR|トヨタ C-HR
トヨタ、C-HRの安全装備を充実させる一部改良を実施
トヨタは、コンパクトSUV「C-HR」に安全装備を充実させるなど改良するとともに、特別仕様車「G-T“モード ネロ セーフティ プラス”」を設定し、販売を開始した。
Text by YANAKA Tomomi
ブラックを基調にし、ベース価格と同額の特別仕様車も設定
2016年に登場したC-HR。今回は安全装備を中心に改良が施された。予防安全パッケージ「トヨタ セーフティ センス」には、検知対象に夜間の歩行者や昼間の自転車運転者、交差点右折時に直進してくる対向車のほか、右左折時に対向方向から横断してくる歩行者も加えたプリクラッシュセーフティを新たに搭載。
さらに、前方に対象物がある状態で、停車または徐行状態からアクセルペダルが必要以上に強く踏み込まれた場合、エンジン出力を抑制、または弱いブレーキをかけることで加速を抑制する低速時加速抑制機能や、トヨタの国内初採用となる「緊急時操舵支援機能」も追加された。
このほかにもレーダークルーズコントロール使用時に、同一車線内の中央を走行できるよう操舵を支援するレーントレーシングアシストや、カメラで認識した道路標識をディスプレイに表示することで、道路標識の見落としを減らし、安全運転を促すロードサインアシスタント、バックガイドモニターも全車に標準装備されている。
同時に、前席の快適温熱シートや電動ランバーサポートなどの快適装備は、「G」「GT」「S“GRスポーツ”」、新たに7段スポーツシーケンシャルシフトマチック付きを搭載し新設定された「S-T“GRスポーツ”」に標準で与えられることとなった。
また新たに設定された特別仕様車「G-T“モード ネロ セーフティ プラス”」では、エクステリアのフロントスポイラーやアルミホイールなどにブラックを塗装し、インテリアではシートやインストロメントパネルなどをブラック基調にすることでクールな雰囲気を演出。
安全装備では、車両を上から見下ろしたような車両全周囲の映像をディスプレイに表示し、後方視界や目視しにくい周囲の安全確認をサポートするパノラミックビューモニターをはじめ、駐車場などでアクセルとブレーキの踏み間違いやアクセルの踏みすぎなどで起こる衝突被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナーの「パーキングサポートブレーキ」、後方接近車両のパーキングサポートブレーキなどが特別装備されている。
ボディカラーは、特別設定色のダークブルーマイカを含めたモノトーン5色、ツートーン3色を設定。価格は、ベースとなる「G」「G-T」と同額となり、1.2リッターターボのFFが271万5,000円、4WDが291万3,000円、ハイブリッドモデルが304万5,000円。
またベーシックなC-HRの価格は1.2リッターターボモデル238万2,000円から301万3,000円。ハイブリッドモデルは274万5,000円から314万5,000円となる。
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