フォルクスワーゲンの新型クロスオーバーSUV「T-Roc」が日本デビュー|Volkswagen
CAR / NEWS
2020年7月15日

フォルクスワーゲンの新型クロスオーバーSUV「T-Roc」が日本デビュー|Volkswagen

VOLKSWAGEN T-Roc|フォルクスワーゲン Tロック

フォルクスワーゲンの新型クロスオーバーSUV「T-Roc」が日本デビュー

フォルクスワーゲングループ ジャパン(VGJ)は7月15日、クロスオーバーSUVの新型「T-Roc」を発表し、同日から販売を開始した。日本で人気のSUVマーケットでは、VGJが販売する大型の「ティグアン」、小型の「Tクロス」の中間に位置するボディサイズで、クーペのように流麗なスタイルと広い室内空間を両立したのが特徴。シャシーの生産モジュールとして “MQB”プラットフォームを採用している。

Text by HARA Akira

高さ以外はゴルフとほぼ同サイズのボディ

T-Rocのボディは、全長4,240(上位モデルのR-Lineは4,250)×全幅1,825×全高1,590mmで、高さ以外は同社のゴルフとほぼ同じ。最小回転半径5.0mという日本の道路環境に最適な取り回しの良いサイズになっている。
エクステリアは、LEDデイタイムランニングライトを組み込んだフロントフェイスバンパーと、ヘッドライトと一体化したラジエーターグリルでワイド感を強調したフロント部、大型エアインテークとアンダーボディガード、リアディフューザーでアピールするSUVらしさ、クロームトリムで強調した流麗なシルエットを持つロングルーフなどが目を引く。
リアエンドは、上からルーフセクション、次に3DのLEDテールライトを含むミドルセクション、一番下のバンパーエリアの3つのレベルで構成し、低く幅広くスポーティなSUVであることをアピールしている。

また、全9色の多彩なボディカラーとともに、グレードに応じてブラックかホワイトのルーフカラーが選べるという、フォルクスワーゲンのSUVでは初採用のツートーンカラーが選択できる。
インテリアでは、フロントで512mm、リアで618mmという高い位置に設定した5人乗りの前後シートと、同セグメントでクラストップと謳う445リッターのラゲージスペースが特徴。リアシートを倒せば最大1,290リッターに容量が拡大する。
インストルメントパネルは水平基調で、ナビゲーションマップが表示できるデジタルメータークラスター「アクティブインフォディスプレイ」と、純正インフォテイメントシステム「ディスカバープロ」を装備。左右に横断する装飾トリムで一体化されている。
パワートレインは、最高出力150ps(110kW)、最大トルク340Nmの2.0リッター4気筒ディーゼル2.0TDIエンジンと、7段DSGトランスミッションの組み合わせ。燃費はWLTCモードで18.6km/ℓと経済性にも優れている。


安全面では、上級モデル譲りの全車速追従式ACC、プリクラッシュブレーキシステム「フロントアシスト」などを標準採用した。価格は384万9,000円~453万9,000円。
Spec
VOLKSWAGEN T-Roc|フォルクスワーゲン Tロック
ボディサイズ|全長4,240(TDI R-Lineは4,250)×全幅1,825×全高1,590mm
ホイールベース|2,590mm
車両重量|1,430kg
最小回転半径|5.0m
エンジン|1,968cc 直列4気筒DOHCターボ
最高出力|110kW(150ps)/3,500-4,000rpm
最大トルク|340Nm(34.7kgm)/1,750-3,000rpm
トランスミッション|7段DSG
駆動方式|FF
燃費(JC08モード)|19.5km/ℓ
タイヤ|215/60R16(TDI Style)、215/55R17(TDI Style Design Package)、215/50R18(TDI Sport)、225/40R19(TDI R-Line)
価格|384万9000万円(TDI Style)、405万9000円(TDI Style Design Package)、419万9000円(TDI Sport)、453万9000円(TDI R-Line)
問い合わせ先

フォルクスワーゲン カスタマーセンター

Tel.0120-993-199

https://www.volkswagen.co.jp/ja.html

                      
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