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2021年2月9日
ルノーのコンパクトSUV キャプチャーが2代目へとフルモデルチェンジ|Renault
Renault Captur|ルノー キャプチャー
ルノーのコンパクトSUV キャプチャーが2代目へとフルモデルチェンジ
ルノー・ジャポンは、コンパクトSUV「キャプチャー」をフルモデルチェンジ。2021年2月25日(木)から発売する。
Text by YANAKA Tomomi
日産、三菱と共同開発した新プラットフォームを採用し、パワートレーンも一新
2013年に誕生したキャプチャーが2代目へと進化。デザインをはじめ、プラットフォーム、パワートレーンが一新した。
エクステリアは、浮かんで見えるようなツートーンの「フローディング」ルーフなどが取り入れられ、より筋肉質なデザインに。黒のボディカラーには白のルーフが、それ以外のボディカラーには黒のルーフカラーが設定される。
フロントとリアにはルノーモデルを象徴するCシェイプのライトシグネチャーが与えられているのが特徴。ヘッドライトは100%LED化された。
プラットフォームには日産、三菱と共同開発したCMF-Bプラットフォームを採用。先代よりも軽量化しながら高い剛性を実現し、しなやかなサスペンションの動きやハンドリングの正確さを引き出すという。また、エンジンルームの遮音性や安全性、ボディ下部を覆うパネルによる空気抵抗の軽減などにも寄与する。
またシャシー全体のバランスとリアアスクル設定が見直され、一定速度でカーブを曲がる際の安定性も向上した。
パワーユニットはルーテシアにも搭載されている1.3リッター直噴ターボエンジンを搭載。ルーテシアに比べ23psアップの最高出力154ps、最大トルクもプラス30Nmの270Nmを発生する。トランスミッションは7段ATで、ステアリングにはパドルシフトも備えられた。
ボディサイズは全長4230×全幅1795×全高1590mmと先代よりも全長が95mm、全幅が15mm、全高が5mm拡大し、ホイールベースも先代より35mm長い2640mmとなった。これにより室内空間も拡大し、快適性が向上している。
コックピットでは、センターコンソールに宙に浮いているようなデザインを採用。ギアレバーをドライバーに近い位置に配することでドライビングポジションを最適化し、変速操作もしやすくなるという。さらに、下部はスマートフォンのワイヤレスチャージングが可能な収納スペースとなっている。
7インチ マルチメディア イージーリンクは運転モードの変更などもでき、スマートフォンをUSBポートに接続すればApple CarPlayやAndroid Autoを介してスマートフォンの各種アプリの利用も可能だ。
形状が見直されたシートヒーター付きフロントシートは座面が15mm長くなり、包み込むような形状に。6:4分割可倒式リアシートは前後に最大16mmスライドし、後席のスペースとラゲッジ容量を最適化でき、リアラゲッジ容量は最大536リッターを誇る。
スピーカーにはBoseとのパートナーシップにより、世界初の技術を搭載した「Fresh Air Speaker」を採用。小型サブウーファーは、リアラゲッジスペースを損なうことなく、車外から空気を取り入れることで豊かでパワフルな低音が響く音響空間が実現している。
安全装備では、アダプティブクルーズコントロールや360度カメラといった運転支援システムや、歩行者・自転車検知機能の付いたアクティブエマージェンシーブレーキ、死角に入った車両などを警告するブラニンドスポットワーニングなどの予防安全技術を標準で搭載する。
ボディカラーは6色を展開。価格はエントリーグレードの「インテンス」が299万円、上級グレードの「インテンス テックパック」が319万円となる。
問い合わせ先
ルノーコール
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