シトロエン、フラッグシップモデルのC5 Xをワールドプレミア|Citroën
CAR / NEWS
2021年4月14日

シトロエン、フラッグシップモデルのC5 Xをワールドプレミア|Citroën

CITROEN C5 X|シトロエンC5 X

シトロエン、フラッグシップモデルのC5 Xをワールドプレミア

シトロエンは4月12日、フラッグシップモデルとなる新型「C5 X」を発表した。サルーンとステーションワゴンを組み合わせた独創的なデザインを採用し、ガソリン仕様とプラグインハイブリッド仕様の両方を用意することで、ラージセグメントやSUVセグメントを求めるユーザーが期待する現代性、ステータス、革新性を表現したとする。

Text by HARA Akira

シトロエンならではの「魔法のカーペット」の乗り心地を再現

欧州Dセグメントに属するC5 Xのボディは、全長4,805×全幅1,865×全高1,485mmで、ホイールベースは2,785mm。エクステリアはSUVの魅力的な要素を加えてサルーンとステーションワゴンを融合させたファストバック型のボディスタイルを採用し、長いフロントフード、流れるようなエアロダイナミックなライン、高い位置にあるウエストライン、後輪の上のキックアップは、シトロエンのトップレンジの歴史を彩ってきたさまざまなクルマを彷彿とさせるという。
また、従来のサルーンよりも高くなったグランドクリアランスと、19インチトール&ナロータイヤを装着した720mmの大径ホイール(ほとんどのバージョンに適用)により、SUVのユーザーにも非常に好まれる高い位置でのドライビングポジションを実現し、安全性と視認性をアップ。前後にはシトロエンの新しいV字型ライトシグネチャーを採用している。
インテリアでは、高密度フォームと厚みのある構造を持つアドバンスド・コンフォート・シートを採用。リビングルームでくつろいでいるような快適な座り心地を提供するとともに、長時間の移動の後でもリラックスした気分を提供する。
またリアエリアも広々としており、360度のガラスエリアや大開口のガラスサンルーフ、遮音性の高いラミネート加工を施したウインドウなどにより、乗る人にリラクゼーションを与えるという。ハンズフリーの電動リアゲートを持つラゲッジルームは通常で545リッター、リアシートを倒すと1,640リッターの広い積載量を実現している。
パワートレインは、ガソリンエンジンのほか、225psを発生するプラグインハイブリッド(PHEV)を用意。ZEVモーでの航続距離は50kmで、最高速度135km/hというパフォーマンスを発揮する。
足回りは、ガソリンモデルではシトロエン・アドバンスド・コンフォート・サスペンションを採用。シトロエンならではの「魔法のカーペット」の乗り心地を再現するとともに、PHEVモデルではさらに進んだアクティブサスペンションを搭載し、路面の上をまるで飛んでいるかのようなフィーリングが味わえるという。
先進面では、AR(拡張現実)の第一歩となるフルカラーの大型ヘッドアップディスプレイを採用。運転支援面では、車体のあらゆる箇所に配されたレーダー、カメラ、センサーによる半自律走行レベル2を提供するシステムを搭載した。
欧州での発売は2021年後半を予定している。
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シトロエンコール
Tel.0120-55-4106
https://www.citroen.jp/

                      
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