フルモデルチェンジしたトヨタの都市型SUV「ハリアー」が発売｜TOYOTA

TOYOTA HARRIER｜トヨタハリアー

トヨタ、新型ハリアーの販売を開始

トヨタは6月17日、フルモデルチェンジして4代目となった新型SUV「ハリヤー」の価格を発表し、同日から販売を開始した。月販目標台数は3,100台。

Text by HARA Akira

プラットフォームは高剛性、低重心のTNGA「GA-K」を採用し、パワートレーンは2種類

ハリアーは、1997年に初代がデビューしたミドルサイズのSUV。4代目となる新型は、「SUVのカテゴリーを超え、より人生を豊かにするパートナー」という新たな価値を提示し、実用性や数値一辺倒ではなく、人の心を優雅に満たしてくれるただ一つの存在を目指して開発したという。

エクステリアは、流麗でスタンスの良いプロポーションとなるよう、遠くからも新型ハリアーと分かるシグネチャーランプを備えたフロント部、ダイナミックにボディ断面が変化するサイドビュー、絞り込んだクーペキャビン、横一文字のテール＆ストップランプを採用。

インテリアは、心地よく上質な空間となるべく、馬の鞍をイメージした幅広のセンターコンソールを採用したほか、厚皮を曲げてできる自然なシルエットをイメージしたレザー調素材や「曲木（まげき）」に着想したウッド調加飾、パイピング加飾などを随所に使用。柔らかい光が差し込む調光パノラマルーフはトヨタ車として初採用となる。

プラットフォームは高剛性、低重心のTNGA「GA-K」を採用。パワートレーンは2種類で、ハイブリッド仕様には、2.5リッター直列4気筒ダイナミックフォースエンジン（A25A-FXS）を採用したハイブリッドシステムTHSⅡを搭載。E-Four（電子制御4WD）と組み合わせた4WDモデルは、力強くシームレスな走りとともにWLTC走行モード燃費21.6km/ℓを実現。また2WD車も新設定し、こちらはWLTC走行モード燃費22.3km/ℓとなっている。

もう一つのガソリン仕様は、2.0リッター直列4気筒ダイナミックフォースエンジン（M20A-FKS）にダイレクトシフトCVTの組み合わせ。4WD車は14.7km/ℓ、2WD車は15.4km/ℓのWLTC走行モード燃費を達成した。

先進装備面では、予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を装備するほか、前後方向録画機能付きデジタルインナーミラーをトヨタ初採用。ナビは、スマートフォンに連携する12.3インチTFTタッチワイドディスプレイのT-Connect SDナビゲーションを搭載した。価格は、ハイブリッド仕様が358万円~504万円、ガソリン仕様が299万円～443万円。

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