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2021年9月14日
メルセデス、CLSのデザインをアップデートし、快適装備を追加|Mercedes Benz
Mercedes Benz CLS|メルセデス ベンツ CLS
メルセデス、CLSのデザインをアップデートし、快適装備を追加
メルセデス・ベンツ日本は9月9日、4ドアクーペ「CLS」をアップデートし、予約受注を開始した。また、CLSの発表を記念した特別仕様車「メルセデスAMG CLS 53 4MATIC+エディション1」も世界300台限定で設定。日本では「カシミアホワイトマグノ」が30台、「セレナイトグレー」が20台の計50台限定で販売される。
Text by YANAKA Tomomi
エクステリアは前傾したフロントエンドを中心にデザインを刷新
2004年に4ドアクーペという新しいセグメントとして誕生したCLS。今回の新型では、グリルを中心とするフロントエンドのデザインが変更されたほか、快適性を高める装備が新たに追加されるなどの改良が施された。
エクステリアでは前傾したフロントエンドを中心に刷新され、「220dスポーツ」と「450 4MATICスポーツ」には、ダイナミックで下部に広がる台形型にマットクローム仕上げの小さなスリーポインテッドスターが無数にちりばめられたシングルルーバータイプの「スターパターングリル」を採用。4ドアクーペらしい躍動感がさらに強調された。
足元では、ホイールデザインも一新。「CLS 450 4MATICスポーツ」ではホイールサイズが19インチから20インチへと変更になっている。「メルセデスAMG CLS 53 4MATIC+」は縦にルーバーが入ったAMG専用ラジエーターグリルへと変更。ワイド感のあるバンパーとともにスポーティーな印象が高められた。
また、新たに設定された「カーボンパッケージ」では、ドアミラーやスポイラーリップ、トリムなどがカーボンに変更。レッドブレーキキャリパーやマットブラックペイント20インチAMG5ツインスポークホイールが与えられた。さらにAMGダイナミックセレクトには「レース」モードが追加されている。
インテリアでは、ステアリングホイールが進化。リムには静電容量式センサーを備えたパッドが採用された。これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくともドライバーがハンドルを握っていることが認識され、ディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手が向上している。
インテリアは、「220dスポーツ」と「450 4MATICスポーツ」には今回新色となる「ネバグレー/マグマグレー」などをはじめとるす6色から、「メルセデスAMG CLS 53 4MATIC+」は新色の「ブラック/シルバーグレーパール」など5色から選択可能だ。
快適装備では全モデルでヘッドアップディスプレイが、「450 4MATICスポーツ」と「メルセデスAMG CLS 53 4MATIC+」ではドアクロージングサポーターを標準装備。
さらに、今回CLSに設定された「エナジャイジングパッケージ」には、各種ヒーターやパフュームアトマイザー、シート設定、照明、音楽などのシステムを統合的にコントロールし、快適性を他構える「エナジャイジングコンフォート」や、アルゴリズムに基づき走行時間やドライバーのストレスレベル、睡眠の質など個人データを加味したうえで運転手をサポートするモードを提案する「エナジャイジングコーチ」機能なども盛り込まれた。
ボディカラーは「スペクトラブルー」をはじめ全10色が選択可能だが、「220dスポーツ」と「メルセデスAMG CLS 53 4MATIC+」には、受注生産の「インディヴィジュアライゼーション・プログラム」が新たに設定され、これまでメルセデス・ベンツのラインアップの中でもハイエンドな一部モデルでのみオーダー可能だった「コートダジュールライトブルー」や「テイデライトグレー」を含む6色から選択が可能となっている。
パワートレーンと価格は、「220dスポーツ」が2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボを搭載し918万円。3.0リッター直列6気筒ガソリンターボを搭載した「450 4MATICスポーツ」は1189万円、出力をアップさせた「メルセデスAMG CLS 53 4MATIC+」が1441万円、世界300台限定で日本では50台限定で販売される「メルセデ AMG CLS 53 4MATIC+エディション1」は1599万円となる。
デリバリーは2022年春ごろが予定されているが、生産状況により変更が生じる場合もあるという。
問い合わせ先
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