プレミアムコンパクトセグメントの礎を築いたA3の最新モデルがワールドプレミア|Audi
CAR / NEWS
2020年3月11日

プレミアムコンパクトセグメントの礎を築いたA3の最新モデルがワールドプレミア|Audi

Audi A3 Sportback|アウディ A3 スポーツバック

アウディ、新型A3スポーツバックをワールドプレミア

アウディはコンパクトハッチバック「A3 スポーツバック」の4代目となるニューモデルを発表した。その特徴は、スポーティなデザイン、高度なデジタル化と充実したコネクテッド機能だとしている。

Text by YANAKA Tomomi

特徴的なマトリクスLEDライトがアクセントに

1996年に初めて登場したA3に4代目となる新型が登場した。
新型A3スポーツバックのサイズは、先代モデルに比して全長、全幅がそれぞれ30mm拡大され、全長4,340×全幅1,820×全高1,430mmとなった。ちなみに、全高と2,640mmのホイールベースに変更はない。
ラゲッジコンパートメントは、リアシートのアレンジにより380〜1,200リッターの容量を備え、積載フロアは異なる高さに設定できるという。
エクステリアでは、ワイドなシングルフレームとフロントエンドの大型エアインテークが特徴。ショルダーラインから下のボディパネルには、アウディの新しいデザインエレメントを採用し、ホイールアーチをより強調する凹面形状となっているのも目を引く。
またマトリクスLEDヘッドライトは、3×5配列のLEDセグメントで構成。特徴的なライトシグネチャーを生み出すことで、A3のキャラクターアクセントとしている。
スポーティな新デザインは室内にも反映。シフトレバーやドアオープナー、ブラックパネル調のインストルメントパネルなども刷新された。
インフォテイメントでは、これまで上級モデルに搭載されていた10.1インチタッチディスプレイを標準装備。手書き文字による入力や音によるフィードバックができ、日常会話に対応したボイスコントロールでの操作も可能となる。
さらに、個々の設定は最大6つのユーザープロファイルに保存が可能。これには、空調コントロールやシートポジション、頻繁に利用するナビゲーションの目的地やメディアまでが含まれているという。
ドライバーアシスト機能では、アウディプレセンスフロント、アクティブレーンアシストを装備。他の車両との事故を防止するとともに、ハイレベルな安全を提供するとしている。また、車速および先行車との車間距離を維持し、電動ステアリングに穏やかに介入することで走行車線をキープするアダプティブクルーズアシストも設定される。
パワートレインに目を向けると、欧州での発売時には3種類のエンジンを用意。今後、排気量の異なるエンジンやマイルドハイブリッド、四輪駆動の「クアトロ」などが徐々に追加されていく予定だ。
欧州ローンチ時のエンジンは最高出力110kW(150ps)の1.5TFSI、最高出力85kW(116ps)と110kW(150ps)と出力の異なる2.0TDIエンジンの3種類となる。
いずれも販売開始時は6段MTトランスミッション、もしくは7段ATトランスミッションを介し、前輪を駆動する。
販売は欧州で2020年3月から受注を開始し、5月初旬からデリバリーされる予定。価格は110kW(150ps)の1.5TFSIが2万8,900ユーロとなる。
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Audiコミュニケーションセンター

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