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2020年10月14日
A4シリーズがエクステリアを大幅刷新するなどのマイナーチェンジを実施|Audi
Audi A4|アウディA4
A4シリーズがエクステリアを大幅刷新するなどのマイナーチェンジ
アウディ ジャパンは、「A4」シリーズをマイナーチェンジ。販売を開始した。
Text by YANAKA Tomomi
Sモデル以外には、12Vのマイルドハイブリッドシステムも搭載
「A4セダン」、ステーションワゴンの「A4アバント」、高性能な「S4セダン」「S4アバント」、クロスオーバーモデル「A4オールロードクワトロ」で構成されるA4シリーズがビッグマイナーチェンジを迎えた。
2016年に5世代目へとフルモデルチェンジしたA4。今回はエクステリアを大幅に刷新。ドアパネルに至るまで改良を加えたといい、全モデルでブリスフェンダーを備え全幅を5mm拡大するなど、大幅に変更された。
インテリアのインフォテインメントシステムも改良され、センタースクリーンはタッチパネル式となり、操作性の向上を図るとともに、よりシンプルでクリーンなコックピットデザインに。
このほかにも歩行者検知機能付きアウディプレセンスシティや渋滞追従支援機能付きアダプティブクルーズコントロールなど、アシスタンスシステムが充実した。
A4セダンとA4アバントには、新たなエントリーモデルとなる「ベース」のほか、「アドバンスド」と「Sライン」を導入。エンジンはいずれも2リッター直列4気筒ターボエンジンだが、最高出力は異なり、「35TFSI」は110kW(150ps)、「45TFSI」は183kW(249ps)を発生させる。
また、このどちらもにもベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と12Vリチウムイオンバッテリーを用いたマイルドハイブリッドドライブシステム(MHEV)を採用。トランスミッションはより効率を高めた7段Sトロニックが組み合わされた。これにより、エネルギー回生機能を高め、コースティング(惰力走行)時にエンジンを完全停止するなどして、燃料消費量を抑制し、快適なドライビングに寄与するという。
高性能バージョンとなるS4セダンとS4アバントでは、ボンネットの先端に往年のアウディ クワトロを彷彿とさせるスリットを備え、前後バンパーやエアインレット、サイドシルなどを専用デザインとすることで精悍さと上質さを向上。19インチアルミホイールが標準装備された。
インテリアはカーボンアトラスデコラティブパネルや専用スポーツシートなどでスポーティさを演出。パワートレインは、最高出力260kW(354ps)、最大トルク500Nmを発生する3リッターV6ターボエンジンに8段ティプトロニック、クワトロシステムを組み合わせる。さらに、ベースのA4よりも車高を低めたSスポーツシャシーやダンピングコントロールSスポーツサスペンションが与えられ、俊敏なハンドリングを実現したとする。
エクステリアにホイールアーチトリムやアンダーボディプロテクションなどを装備する「A4オールロードクワトロ」は、今回の改良によりフロントとリアともに15mmトレッド幅を拡大。最低地上高を50mm高め、アウディドライブセレクトダイナミックハンドリングシステムにオフロードモードが追加された。
パワートレインはMHEVが搭載された最高出力183kW(249ps)を発生する2リッターガソリンターボエンジンに7段Sトロニックを組み合わせたほか、LEDヘッドライトやバーチャルコックピット、シートヒーターなどが標準化されている。
価格はA4が455万円から627万円。A4アバントが484万円から656万円。S4が895万円。S4アバントが924万円。A4オールロードクワトロが634万円となる。
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