主戦場はサーキット──BMW M2 CSが60台限定で登場|BMW
CAR / NEWS
2020年4月10日

主戦場はサーキット──BMW M2 CSが60台限定で登場|BMW

BMW M2 CS|ビー・エム・ダブリュー M2 CS

サーキット志向のBMW M2 CSが60台限定で登場

EDITOR’S EYE
・全長4.5メートルを切るコンパクトなボディと450psのストレート6による刺激的な走り
・ハイパフォーマンスなコンパクトスポーツクーペというコンセプトは初代M3を彷彿
・残念ながら60台の限定台数がすでに完売

ビー・エム・ダブリューはコンパクトスポーツモデル「M2 CS」を60台限定で発表。ただし、すでに60台が完売しているという。

Text by YANAKA Tomomi

M2コンペティションより軽量で、よりハイパフォーマンスなモデルに

BMW M社が手掛けるハイスペックなコンパクトスポーツクーペ「M2コンペティション」をベースに、より軽量化し、サーキットで高いパフォーマンスを発揮するために生み出された「M2 CS」。
「M2 CS」では、「M2 コンペティション」より最高出力を40ps向上させ、最高出力450ps(331kW)、最大トルク550Nmを発生する3.0リッター直列6気筒ツインターボエンジンを搭載。
ダンパーやスタビライザーの特性をサーキット走行に適応させたアダプティブMサスペンションや、電子制御式多板クラッチにより走行状態に応じてパワーを左右のリアホイール間で最適配分するアクティブMディファレンシャルを標準装備にすることで、サーキットでのアグレッシブな走行時であっても、エンジンの性能を最大限路面に伝えながら高い操縦安定性を実現するという。
ボディは、より軽量化し走行性能を高めるため、ルーフやフロントスプリッター、リアスポイラー、リアディフューザーに加え、ボンネットにカーボンファイバー強化樹脂(CFRP)を採用。
ルーフには、CFRPを使用したサンドイッチ構造を取り入れることで、室内への遮音性や剛性も高められた。またCFRP製ボンネットの中央には、大きな空気の流入口であるエアベントを取り入れると同時に、高性能モデルならではの存在感のあるデザインの創出。ボディ周辺や下部に効率的な空気の流れを生み出すことで空気抵抗を最適化している。
室内には、アルカンターラのMスポーツ・ステアリングホイールや、カーボン・ドアハンドル、カーボン・センターコンソールなどを装備し、シートには「M2」の照明付きエンブレムが付いたMコンペティション・スポーツシートが与えられている。
販売台数は60台限定(すでに完売)で、価格はMTモデルが1,260万円、DCTモデルが1,285万円となる。
Spec
BMW M2 CS|ビー・エム・ダブリュー M2 CS
ボディサイズ|全長4,475×全幅1,870×全高1,415mm
ホイールベース|2,695mm
車両重量|1,580kg (DCTは1,600kg)
エンジン|2,979cc直列6気筒ガソリンターボ
最高出力|450ps(331kW)/6,250rpm
最大トルク|550Nm/2,350-5,500rpm
販売台数|60台限定
価格|MT1,260万円、DCT1,285万円
問い合わせ先

BMW カスタマー・インタラクション・センター
Tel.0120-269-437(平日9:00-19:00、土日祝9:00-18:00)
https://www.bmw.co.jp/

                      
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