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2023年10月27日
トヨタがジャパンモビリティショーで、コンセプトEVのSUVやスポーツモデルを世界初披露|TOYOTA
TOYOTA|トヨタ
電動化や知能化で変わるクルマの未来を提示
トヨタ自動車は、10月28日から東京ビッグサイトで一般公開される「ジャパンモビリティーショー2023」に「クルマの未来を変えていこう-Find Your Future」をテーマにブースを出展。電気自動車(BEV)コンセプトモデルでSUV「FT-3e」や「ランドクルーザーSe」、高性能スポーツモデル「FT-Se」などを出展する。
Text by YANAKA Tomomi
自分色に乗り味を変えられるクルマも
これまでの「東京モーターショー」か大きく変化した「ジャパンモビリティーショー」。トヨタブースでも、クルマの未来を感じさせる最新コンセプトモデルや、社会の課題を解決したり、人々の移動をより広げたりするモビリティが数多く展示される。
トヨタが今回ワールドプレミアするのは、SUVタイプのコンセプトモデル「FT-3e」とスポーツタイプのコンセプトモデル「FT-Se」、“好きなときに・好きな場所で・好きなことができる”とトヨタが謳うコンセプトモデル「KAYOIBAKO」など。
なかでも「FT-3e」と「FT-Se」は、電動化や知能化で変わるクルマの未来と、クルマがもたらす新たな体験価値を提案するコンセプトモデル。
トヨタでは、将来モビリティは物理的な移動の道具としてだけでなく、一人ひとりの価値観に寄り添う生活のパートナーになると考え、自分色に乗り味をカスタマイズできたり、クルマの中にいながら街の情報をストレスなく検索できるようにするなど、唯一無二の愛車へと進化させることができるという。
「FT-3e」では、立体を構成する面や線を極力シンプルにしたエクステリアを採用。サイドボディの下部からドア上部に沿ってデジタルサイネージを配置し、ドライバーがクルマに近づくとバッテリー残量や室内温度、車内の空気の質などを表示する。
一方で、トヨタガズーレーシングが取り組む「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」の思想のもと、カーボンニュートラル時代におけるスポーツカーの選択肢の一つとして提案するのが、高性能スポーツBEVの「FT-Se」だ。
主なコンポーネントは「FT-3e」と共有しながら、操縦安定性や空力性能をさらに追及。デザインでもワイド&ローのプロポーションや、先進的な印象をもたらすワンフォームシルエットを採用し、空気抵抗を低減させる。
室内でも直感的な操作を可能にするフルデジタル次世代コックピットを採用し、運転への一層の没入感を感じられるようにしながら、ソフトウェアアップデートにより、ドライバーと共に育つクルマを目指しているという。