ベントレー、パフォーマンスを強化したベンテイガ初の“S”モデルを発表|Bentley
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2021年6月2日

ベントレー、パフォーマンスを強化したベンテイガ初の“S”モデルを発表|Bentley

Bentley Bentayga S|ベントレー ベンテイガ S

パフォーマンスを強化したベンテイガ初の“S”モデル誕生

ベントレーは、SUV「ベンテイガ」の運動性能を高めた「ベンテイガS」を発表した。

Text by YANAKA Tomomi

世界初となる48V電動式アクティブコントロールシステムを標準装備

2015年に誕生したベンテイガに、初めてパフォーマンスを強化した「S」バージョンが登場した。
パワーユニットは4.0リッターツインスクロールターボチャージャー付きV8ガソリンエンジンを搭載。最高出力550ps、最大トルク770Nmを発生し、0-100km/h加速は4.5秒、最高速度290km/hを記録する。
このパワーを可能な限り効果的に利用するため、世界初となる48V電動式アクティブコントロールシステム「ベントレーダイナミックライド」を標準装備。0.3秒で最大1300Nmのトルクを発生し、コーナリング時のロールを抑制するほか、タイヤの接地性を最大限に高め、安定性や快適な乗り心地、操縦性の向上に寄与する。
また「スポーツモード」にすることでエアサスペンションの減衰力が15%増加。エレクトロニックスタビリティコントロールとベントレーダイナミックライドに採用されたスポーツモード専用のチューンにより、ステアリングフィールとターンインレスポンスが向上し、ボディロールが一段と減少するという。
このほかにトルク・ベクタリング・バイ・ブレーキもチューニングが見直され、コーナー入り口で内側後輪に軽くブレーキをかけてフロントアクスルのターンインをよりシャープにし、レスポンスを向上させた。
標準装備となる新設計のスポーツエキゾーストは排気をスムーズに流すプライマリーパイプとセカンダリーパイプを採用するとともに、マフラーにある孔の数を減らして特性と流量を高め、よりパフォーマンス重視のフィーリングになるとベントレーでは謳う。
ルックスは、ミラーやサイドシルなどのブライトウェアをすべてブラックで統一。大型化されたリアスポイラーは高速走行時の空力の安定性を向上させるだけでなく、伸びやかなルーフラインを形成し、新設計の22インチホイールはベンテイガS専用となる。
室内では、V8エンジン搭載のベンテイガで初めてアルカンターラを導入し、ラグジュアリーなインテリアを演出。完全にデジタル化されたドライバーインフォメーションパネルはベンテイガスピードと共通となり、ハイエンドのクロノグラフをイメージしたグラフィックスメーターを表示。表示項目はドライバーによるカスタイマイズも可能だ。
ベンテイガSの価格は2690万円で、デリバリーは2022年初頭からが予定されている。
問い合わせ先

ベントレーコール
Tel.0120-97-7797
https://www.bentleymotors.jp/

                      
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