BMWがつくるミニバンは、7人乗りの2シリーズ グランツアラー|BMW
BMW 2 SeriesGran Tourer|ビー・エム・ダブリュー 2シリーズ グランツアラー
BMWがファミリーに向けた新型モデルを発表
BMWは、「2シリーズ アクティブツアラー」をベースにホイールベースを延長し、7人乗りも可能とする新型モデル「2シリーズ グランツアラー」を公開した。
Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)あたらしい2シリーズは最大7人乗りのミニバン
BMWが発表した「2シリーズ グランツアラー」は、全長4,556×全幅1,800×全高1,608 mmのボディサイズをもち、ファミリーに訴求するミニバンタイプのあらたなモデルだ。すでに国内導入済みの「2シリーズ アクティブツアラー」とくらべると、およそ200mm長く、50mmほど高いプロポーションをもつ。
リアシートはワンボタンで倒すことができる40:20:40の分割式で、5人乗車時の荷室容量は645-805リットル、リアシートを倒すと最大1,905リットルまで拡張とが可能。また、オプションとして2名分の3列目シートも用意され、不要なときにはこのシートをラゲッジフロアに収納することもできる。
2シリーズ グランツアラーには、ガソリンエンジンに1.5リッター3気筒の「218i」と2.0リッター4気筒の「220i」、ディーゼルエンジンの1.5リッター3気筒「216d」と2.0リッター4気筒「218d」、そして唯一の四輪駆動となる「220d xDrive」の5車種がラインナップされる。すべてターボチャージャーを備えており、それぞれ最高出力は85kW(116ps)から141kW(192ps)まで、燃費は6.4-3.9ℓ/100km(15.6-25.6km/ℓ)、CO2排出量は149-104g/kmというスペックだ。
最新のエンターテイメント機能やドライビングアシスタンスもBMW Connected Driveのもとでオプションとして用意される。さらに、2シリーズ グランツアラーより採用される「myKIDIO」というあらたなエンターテイメントシステムも搭載され、後席に想定される子供向けに映像や音楽を提供する。
モデルバリエーションは、標準モデルのほかに2ゾーンオートエアコン、パークディスタンスコントロール、自動ブレーキ付のクルーズコントロールなどが搭載された「Advantage」、軽量アロイホイールやスポーツシートをはじめスポーティな内外装の「Sport Line」、クロームの装飾やレザーのアクセントを施した「Luxury」、そしてMエアロダイナミクスパッケージを装着した「M Sport」が用意される。
この新型モデル、2シリーズ グランツアラーについては、さらに詳細を後日お伝えする予定だ。