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2020年7月10日
ランボルギーニがハイブリッドスーパースポーツモデル「シアン ロードスター」を世界初公開|Lamborghini
LAMBORGHINI Sián Roadstar|ランボルギーニ シアン ロードスター
ランボルギーニがハイブリッドスーパースポーツモデル「シアン ロードスター」を世界初公開
ランボルギーニは7月8日、V12エンジンとハイブリッドシステムを搭載した19台限定のスーパースポーツオープンモデル「シアン ロードスター」を世界初公開した。
Text by HARA Akira
パワーウエイトレシオは1.0kg/hpを達成
シアン ロードスターが搭載するパワートレインは、最高出力785hp(577kW)/8,500rpmを発生する伝統のV12エンジンと、34hpを発生するeモーターの組み合わせ。総合出力は819hp(602kw)に達し、0-100km/h加速2.9秒以下、最高速度350km/h以上を達成している。
最大の特徴は、ハイブリッドシステムに通常のリチウム電池ではなく、容量がその10倍になる革新的なスーパーキャパシタ技術を採用した点だ。スーパーキャパシタとeモーターからなる電機システムは重量わずか34kgで、コックピットとエンジンの間のバルクヘッドに搭載することで完璧な重量配分を実現。同重量のバッテリーに比べて出力は3倍で重量は3分の1となり、シアン ロードスターのパワーウエイトレシオは1.0kg/hpを達成している。
実際のドライブでも、対象的にチャージとディスチャージが可能なスーパーキャパシタにより、130km/h以上でのトルク増大や、従来の内燃機関でギアチェンジの際に感じられたトルク低下が低減される様子が体感できるという。
ボローニャ地方の方言で「稲妻の閃光」を意味する「Sián(シアン)」という名前は、Sián(シアン)・ロードスターが、自然吸気エンジンを搭載したランボルギーニ・スーパースポーツカーの、格別なエモーションとダイナミックなパフォーマンスを 受け継ぎながらも、将来的なハイブリッド戦略の一つとしてEV化を果たしていることを表すという。
エクステリアは、初代カウンタックのペリスコープを彷彿させるラインがコックピットからリアへと斜めに走り、アイコニックなY字型ヘッドライトと六角形の6個のテールライトが特徴。インテリは各オーナーの好みに合わせたカラーなどで完全なカスタマイズができるという。
ランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEOは、「Sián(シアン)・ロードスターにはランボルギーニのDNAが詰まっています。息をのむデザインと高度な性能のみならず、未来のテクノロジーも体現しています。Sián(シアン)の革新的なハイブリッド・パワートレインは、ランボルギーニのスーパースポーツカーの将来的な方向性を先導し、オープントップの Sián(シアン)・ロードスターは、EV化を求める時代に合って、究極のライフスタイルを追求したいというランボルギーニの思いを改めて主張しています。」とコメントしている。ちなみに19台はすでに完売という。
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