日産フェアレディZ ロードスター|さらにスポーティに
NISSAN FAIRLADY Z Roadster|日産フェアレディZ ロードスター
さらにスポーティに
日産自動車は、新型「フェアレディZ ロードスター」、そしてフェアレディZに一部改良をほどこした特別仕様車「フェアレディZ 40th Anniversary」を発売した。
文=ジラフ
短縮されたホイールベース
今回発売された「フェアレディZ ロードスター」は、ハイパフォーマンスとダイナミックなデザイン、お客さまにご満足いただけるハイバリューを備えた「フェアレディZ」に、電動開閉式ソフトトップを採用した2シーターのオープンモデル。
その特徴は、ベース車両となる「フェアレディZ」と比べショートホイールベース化され、さらに大幅な軽量化が進められたこと。搭載されるエンジンがその鋭いレスポンスと高出力で定評のある3.7リッターの「VQ37VHR」となれば、その運動性能が極めて高くなることは容易に想像できる。スポーツカーとしての走りとオープンカーとしての気持ちよさを両立した、数少ないモデルに仕上がっている。
エクステリアは、オープンスタイル時の躍動感に溢れたデザインだけではなく、ルーフエンドを延ばしたこと、そしてヘッドライトからウエストへと流れるキャラクターラインで、流れるようなエレガントなサイドビューを実現。またロードスター専用の18インチアルミホイールも採用され、スポーティさがさらに強調されているのも特徴だ。
9インチゴルフバッグが積載可能なトランク
インテリアでは、ソフトトップにインナートリムを内張りすることで、キャンバス地を使ったソフトトップを採用しながらも上質な空間を誕生させている。また、オープン時に活躍する機能として、風の巻き込みを減らし快適な室内空間を実現するために、フロントウインドウモール、ディフレクターを採用。またオールシーズンオープンエアを楽しむために、本革とネットシート生地を組み合わせた空調システム内蔵のエアコンディショニングシートも採用している。
ソフトトップはルーフロックがオート化したこともあり、センターコンソールに位置するスイッチを操作するだけで容易に開閉が可能だ。またシートバックスペースは棚型で荷物が置きやすく、トランクには、9インチゴルフバッグを積むことが可能というから、日常での使い勝手も上々だ。
同時に発売が開始された特別仕様車「フェアレディZ 40th Anniversary」は、クーペの最上級グレードである「Version ST」(6MT/7AT)をベースに、専用本革シート、シートバックへの記念刻印、専用アルミホイール、40周年記念エンブレム(リヤ)等が採用された、誕生40周年を記念するにふさわしいモデルとして登場。このモデルは発売から1年間のみの期間限定車となるというから、こちらも注目したい。
気になる価格は、「フェアレディZ ロードスター」が435万7500円~、そして「フェアレディZ 40th Anniversary」が448万3500円~となる。
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