マツダ、新型クロスオーバーSUV「MX-30」を発表|Mazda
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2020年10月9日

マツダ、新型クロスオーバーSUV「MX-30」を発表|Mazda

MAZDA MX-30|マツダMX-30

マツダ、新型クロスオーバーSUV「MX-30」を発表

マツダは10月8日、新世代商品群の第3弾である新型コンパクトSUV「マツダ MX-30(エムエックス サーティー)」のマイルドハイブリッドモデルを発表し、同日から販売を開始した。

Text by HARA Akira

もっと自由な発想でクルマを使いたいと願うユーザーに向けたまったく新しいモデル

MX-30は、「わたしらしく生きる」をコンセプトに、クルマとともに自然体で自分らしい時間を過ごしてもらうことを目指し、創造的な時間と空間を提案するコンパクトSUVと謳われる。親しみやすさや温かみを感じるデザイン、開放的で創造性をかき立てるセンターピラーレス両開きのフリースタイルドア、心地の良い室内空間が特徴とのこと。
ボディサイズは全長4,395×全幅1,795×全高1,550mm。パワートレーンは、技術開発の長期ビジョン「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言2030」に基づいた、直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」に独自のマイルドハイブリッドシステム「M ハイブリッド」を組み合わせた 「e-SKYACTIV G(イー・スカイアクティブ・ジー)」を搭載。これにより、静かでスムーズな加速と上質なドライブフィールに加えて、モーターのエンジンアシストによる優れた燃費性能を実現したという。
エクステリアは、大胆な塊そのものが持つ美しさを際立たせるため、シンプルな立体構成に徹していて、キャビンデザインはフリースタイルドアとフレームドトップと呼ばれる3トーンのボディカラーによって軽快感を表現。ボディカラーは、3色のフレームドトップを採用した3トーンカラーと、4色のモノトーンカラーを設定した。
インテリアは、フローティングしたようなデザインのコンソールや、サステナビリティをテーマとした個性的な素材使いなどにより、「開放感に包まれる」空間を実現。インテリアコーディネートには、モダンをテーマにしたホワイト系の「モダン コンフィデンス」と、ブラウン系の「インダストリアル クラシック」をオプションで設定している。
また、コンソールトレイに採用している「ヘリテージコルク」は、伐採ではなく、木の表皮を収穫することで作られる環境負荷の少ないサステナブルな素材として、そのものの触感と温かみのある表情を活かした仕立てで、ドアトリムには、「呼吸感素材」と呼ばれるペットボトルのリサイクル原料からできた繊維素材を採用。空気を含んだかのような風合いにより、室内空間に素材による開放感を表現した。
エアコン操作パネルには、直感的で安全に操作が可能なタッチパネル式をマツダ車として初めて採用。さらに、7インチタッチパネルディスプレイにはインタラクション機能も持たせ、人とクルマとの心理的距離を近づける体験ができるという。
音響システムでは、必要な音だけが心地よく耳に届くオーディオシステム「Mazda Harmonic Acoustics(マツダ・ハーモニック・アコースティックス)」(8スピーカー)を標準設定。また、音の立体感や明瞭度を磨き上げたボーズサウンドシステム(12スピーカー)を、オプションで設定している。
マツダの丸本 明代表取締役社長兼CEOは、「『MX-30』は、もっと自由な発想でクルマを使いたいと願うお客さまに向けた、マツダブランドの幅を広げるモデルです。『MX-30』では、お客さまの自由な発想で、居心地の良い車内空間で、さまざまな使い方を楽しんでいただく、そのような「走る歓び」をお届けすることを目指しています。」と語っている。
MX-30のグレードは、1機種のみで、ユーザーの自由な発想で選択する「Your Original Choice(ユア・オリジナル・チョイス)」を設定。必要な装備を、ニーズや嗜好にあわせて選択できるオプション群を用意した。
価格はFFが242万円、4WDが265万5,000円。EVモデルは、日本市場では2021年1月に発売を予定している。
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