V12エンジンのSクラス「S 600ロング」日本上陸|Mercedes-Benz
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2015年1月13日

V12エンジンのSクラス「S 600ロング」日本上陸|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz S-Class│メルセデス・ベンツ Sクラス

V12エンジンの新フラッグシップ「S 600ロング」日本上陸

メルセデス・ベンツ日本は10日、フラッグシップモデルの新型「Sクラス」にV12ツインターボエンジンを搭載する「S 600ロング」を追加したほか、ラインナップや装備設定を見直し、販売を開始した。

Text by YANAKA Tomomi

「S 400ハイブリッド」には左ハンドルモデルを追加

昨年夏に8年ぶりのフルモデルチェンジがおこなわれたメルセデス・ベンツ「Sクラス」。マイバッハが公式にモデル終了となっため、メルセデスの製造する最高級車としてV6直噴エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせた「S 400 ハイブリッド」から、AMGモデルの「S 65 AMG」まで、多彩なラインナップを誇る。そして、今年1月のデトロイトショーで発表されたV12ツインターボエンジンを搭載する「S 600ロング」がさっそく日本でも発売された。

6リッターのV型12気筒ツインターボエンジンから最高出力390kW(530ps)/4,900-5,300rpm、最大トルク830Nm(84.6kgm)/1,900-4,000rpmを発揮するS 600ロング。スポーティ志向のAMGではない、通常モデルとしては最高峰のSクラスだ。

機能面では、新型Sクラス導入時に注目された、前方の路面の凹凸をステレオマルチパーパスカメラで捉え、路面状況に応じて瞬時にサスペンションのダンピングを制御してフラットな乗り心地を実現するという「マジック ボディ コントロール」を標準で装備。さらに、ミリ波レーダーとステレオマルチパーパスカメラによる安全運転支援システム「レーダー セーフティ パッケージ」など、メルセデスの先進装備がすべて採用されているのが特徴だ。

エクステリアでは専用の6ツインルーバー グリルと、19インチ5ツインスポーク アルミホイールで彩られ、インテリアは最高級にふさわしいクラフツマンシップあふれる空間で演出。43.5度までリクライニング可能なエグゼクティブシートをはじめ、ロングホイールベースモデルとして重要視される後席もフラッグシップにふさわしい快適な装備が充実している。

今回、Sクラスはこのほかにも「S400ハイブリッド」と「S400ハイブリッド エクスクルーシブ」で左ハンドルモデルを追加したほか、「S 500 ロング」と「S 63 AMG ロング」、「S 63 AMG 4MATIC ロング」にはタッチパッドやプライバシーガラスを追加するなど、標準装備を充実させている。

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Mercedes-Benz S 600 long│メルセデス・ベンツ S 600 ロング
ボディサイズ│全長 5,250 × 全幅 1,900 × 全高1,495 mm
ホイールベース│3,165 mm
トレッド前/後│1,635 / 1,645 mm
最低地上高│130 mm
最小回転半径│5.7 m
車両重量│2,300 kg
エンジン│5,980cc V型12気筒 ツインターボ
ボア×ストローク│82.6 × 93.0 mm
最高出力│390 kW(530 ps)/4,900-5,300 rpm
最大トルク│830 Nm(84.6 kgm)/1,900-4,000 rpm
トランスミッション│電子制御7段AT
駆動方式│FR
トランクスペース│500リットル
タイヤ 前/後│245/45R19 / 275/40R19
サスペンション 前/後│4リンク / マルチリンク
ブレーキ 前/後│ベンチレーテッドディスク / ベンチレーテッドディスク
燃費(JC08モード)│8.5km/!
価格(消費税込み)│2,250万円

メルセデスコール
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