レンジローバー イヴォークに最上級モデルを追加|Range Rover
Land Rover Range Rover Evoque Autobiography
ランドローバー レンジローバー イヴォーク オートバイオグラフィー
Land Rover Range Rover Evoque Autobiography Dynamic
ランドローバー レンジローバー イヴォーク オートバイオグラフィー ダイナミック
イヴォーク最上級モデルがジュネーブでワールドプレミア
ジャガー ランドローバーはイギリス現地時間18日、コンパクトプレミアムSUV「レンジローバー イヴォーク」の2015年モデルにふたつのプレミアムモデル「オートバイオグラフィ」と「オートバイオグラフィ ダイナミック」を導入すると発表した。この2台は3月のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされる。
Text by YANAKA Tomomi
ラグジュアリーSUVにさらなるパフォーマンスを
日本での発売から2年を迎えたイヴォーク。あらたに本国イギリスで発表された2015年モデルには、以前からレンジローバーにはおなじみであった最上級仕様を意味する「オートバイオグラフィー」の名が登場。ついに「イヴォーク」にも冠せられることとなった。
オートバイオグラフィーの名がつくモデルは2タイプ。5ドアモデルの最上級クラスとなる「オートバイオグラフィー」は最高出力240psのガソリンエンジンと、190psのディーゼルエンジンを採用。ZF社が開発した9段オートマチック トランスミッションが組み合わされている。3ドアモデルの「オートバイオグラフィー ダイナミック」は、2リッター直4ターボチャージド ガソリンエンジンが専用にアップグレードされ、従来よりも最高出力が45ps大きい285ps、最大トルクは60Nm増加した400Nmを発揮する。
足回りでは、パフォーマンスを存分に体感できるよう、フロントブレーキに350mm径のディスクを採用。さらに、アンダーステアをおさえ、ハイグリップ状態でもすぐれたハンドリングを実現するというトルクベクタリング バイ ブレーキングもそなわる。
いずれのモデルでも、新意匠のプレミアムグリルや20インチ鋳造アロイホイールが採用され、インテリアにはラグジュアリーで贅沢なレザートリムを6種類のカラーから選ぶことができる。さらに、必要に応じ、前輪駆動から四輪駆動へ自動的に切り替えることができる世界初の四輪ドライブシステム「アクティブ ドライブライン」が「オートバイオグラフィー ダイナミック」に標準装備され、ほかのモデルではオプションでの設定が可能となる。
さらに、イヴォークの2015年モデルのすべてには、ランドローバーが車載用に最適化した「InContol Apps」を搭載。この機能はユーザーが「InContol Apps」を自身のスマートフォンにダウンロードし、専用のUSBポートに差し込むと、車内用に最適化された最新のスマートフォン用アプリがタッチスクリーンに映し出されるというもの。この機能を使うことで、普段のスマートフォンの操作がタッチスクリーンで可能になるという。
両モデルとも日本への導入についてはアナウンスされていないものの、もっともラグジュアリーなレンジローバーの末弟として、国内での発売も期待される。