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2015年3月31日
FORD |フォード 「FOCUS ST」を発表
FORD FOCUS|フォード フォーカス ST
小排気でも以前のエンジンを上まわる、EcoBoostのチカラ
フォードは9月30日に開幕するパリモーターショーにおいて、ダウンサイジングされたエンジンを搭載し高性能になったフォーカスの新型「フォーカスST」を出品する計画を発表した。
文=ジラフ
軽量化と高出力の両立
まず今回発表されたフォーカスSTの注目すべきは、エンジンのダウンサイジングである。先代となるモデルには、ボルボに採用されていたエンジンをベースとする、2.5リッター直列5気筒ターボ(225ps)が搭載されていた。今回、新開発となる直噴2.0リッター直列4気筒ガソリンターボの「EcoBoost(エコブースト)」を採用。これにより無駄な燃料消費の抑制、小排気での高出力を可能にし、排気量を500cc減少させながら、最高出力は25psアップの250psを実現した。もちろん、環境性能の向上も図られているという。
エクステリアでは、空力を向上させる大型ルーフスポイラーや、大きな開口部が特徴的なフロントグリルが採用され、標準グレードと比べるとかなりアグレッシブな雰囲気となる。また大径タイヤや、センターに取り付けられたデュアルエキゾーストシステムなども、高性能バージョンとしての存在感を見せつけてくれる。
同車の発売は、2012年の初頭が予定されている。