メルセデス・ベンツ Sクラス ドイツで発売|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz S-Class|メルセデス・ベンツ Sクラス
メルセデス・ベンツ Sクラス ドイツで発売
メルセデス・ベンツのあらたなるフラッグシップサルーン「Sクラス」がついにドイツで7 月20日、ディーラーに到着する。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
プラグインハイブリッドも正式に予告
これまでも度々報じてきたメルセデス・ベンツの新型Sクラスが、ついにドイツで明日、7月20日から発売される。
すでに2万台の受注があるという、新型Sクラス。そのモデルラインナップは、予告されたとおり3グレードからのスタートとなった。いずれにも、ショートホイールベースモデルとロングホイールベースモデルが存在し、パワートレインにはEU6に対応した高効率なものを搭載する。
さらに、2014年の早い段階で、ディーゼルハイブリッドモデルの「S 300 BlueTEC HYBRID」、そして将来的には燃費4ℓ/100km以下となる「S 500 プラグインハイブリッド」の投入が予定されている。
それぞれのモデルの細かなスペックは以下のとおりだ。
「S 350 BlueTEC」は2,987cc V型6気筒ディーゼルエンジンを搭載し、190kW(258ps)/3,600rpmの最高出力と、620Nm/1,600-2,400rpmの最大トルクを発揮。燃費は5.5ℓ/100km(ロングホイールベースは5.6ℓ/100km)、CO2排出量は146g/km(148g/km)。0-100km/h加速は6.8秒だ。
「S 400 HYBRID」は、3,498cc V型6気筒エンジンの最高出力が225kW(306ps)/6,500rpm、最大トルクが370Nm/3,500-5,250rpm。これに出力20kWのモーターを組みあわせ燃費は6.3ℓ/100km、CO2排出量147g/kmとなる。0-100km/h加速はこちらも6.8秒だ。
トップグレードとなる「S 500」は4,663cc V型8気筒エンジンを搭載し、最高出力335kW(455ps)/5,250rpm、最大トルク700Nm/1,800-3,500rpm。燃費は8.6ℓ/100km、CO2排出量は199g/km。0-100km/h加速は4.8秒と俊足。
また、ディーゼルハイブリッドモデルの「S 300 BlueTEC HYBRID」のスペックもすでに公開されており、こちらは2,143cc 直列4気筒ディーゼルエンジンの最高出力が150kW(204ps)/4,200、最大トルクが500Nm/1,600-1,800rpm。これに出力20kWのモーターがくわわる。燃費は4.4ℓ/100km、CO2排出量は115g/km。0-100km/h加速は7.6秒だ。
ドイツでの価格だが、19パーセントの消費税をふくめ
S 350 BlueTEC ショートホイールベース 79,789.50ユーロ(約1,042万円)
S 350 BlueTEC ロングホイールベース 85,323ユーロ(約1,114万円)
S 400 HYBRID ショートホイールベース 85,204ユーロ(約1,112万円)
S 400 HYBRID ロングホイールベース 91,094.50ユーロ(約1,190万円)
S 500 ショートホイールベース 104,601ユーロ(約1,366万円)
S 500 ロングホイールベース 107,635.50ユーロ(約1,405万円)
となる。
史上はじめてロングホイールベースモデルにフォーカスをあてて開発されたという、今回のSクラス。特等席は後席だ。