M5、M6にコンペティションパッケージ|BMW
BMW M5|BMW M5
BMW M5 Competition Pacage|BMW M5 コンペティション パッケージ
BMW M6 Coupe Competition Package|BMW M6 クーペ コンペティション パッケージ
BMW M6 Convertible Competition Package|
BMW M6 コンバーチブル コンペティション パッケージ
BMW M6 Gran Coupe Competition Package|
BMW M6 グランクーペ コンペティション パッケージ
M5のマイナーチェンジと同時に、コンペティションパッケージを追加
M5のマイナーチェンジと同時に、コンペティションパッケージを追加
5シリーズのマイナーチェンジとあわせて、BMW M社による5シリーズベースのスポーツモデル「M5」もマイナーチェンジを果たす。
Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)
ベースの5シリーズに準じた変更
今回のBMW 「M5」のマイナーチェンジは、標準でキセノンのヘッドライトが、オプションでアダプティブLEDヘッドライトに変更できるなど、おもな変更点は、ベースとなった5シリーズに準じており、内外装のリファインが中心だ。
エクステリアでは、Mモデル特有の二重ラインのキドニーグリルの意匠が、専用のMライトアロイホイールのスポークにも反映。この意匠はあらたにデザインされた、ステアリングホイールにも反復されている。
安全装備も機能が充実し、ドライビング アシスタント システムに、レーン逸脱警告付の衝突警告機能が搭載される。これは、フロントウィンドウに搭載されたカメラで車両や歩行者を監視し、衝突の可能性がある場合には警告音を発し、さらに回避処置がとられない場合には緊急ブレーキが作動するというもの。また、車線変更の際、斜め後方の死角に他車がある場合に注意を促す、レーンチェンジ警告は20km/h以上で動作。オプションでハイビームアシスタンスも設定可能だ。
パワートレインはかわらず、最大出力412kW(560ps)を発生させる、4.4リッターV型8気筒のMツインパワー ターボエンジン。7段のMデュアルクラッチトランスミッションと組みあわされる。
M6シリーズにも設定される「コンペティション パッケージ」
また、今回のマイナーチェンジから、オプションでコンペティションパッケージが選択できる。これはレースでつちかった技術をフィードバックし、「M5」「M6クーペ」「M6コンバーチブル」「M6グランクーペ」をさらにスポーティに仕上げる、パッケージオプションだ。
チューニングされたエンジンは、最高出力が11kw増加して423kW(575ps)。サスペンションやダンパーといったシャシーまわりにもチューニングがほどこされ、とくにリアアクスルのサブフレームはボディに結合されるなどレースのノウハウが反映されているという。ほかにも、スタビライザーの強化や、車高を10mmローダウンするなど、ボディ全体に手が入れられる。
このMパフォーマンスパッケージを適用することで、0-100km/h加速で0.1秒、0-200km/h加速では0.2秒短縮することができるという。
横滑り防止装置であるDSCも、コンペティションパッケージを装着していると、Mダイナミックモードでさらにスポーティになるようセッティングされるいっぽう、コンフォートモードも機能するため、普段の街乗りにも使えるよう配慮されている。
外観上では、専用の20インチMライトアロイホイールと、ブラッククロームのMツインエグゾーストパイプが装備されるのみにとどまる。また、今年の3月より選択可能なオプションとして、Mカーボンセラミックブレーキも設定されている。