800台限定のアヴェンタドールSVJロードスターをジュネーブショーで披露|Lamborghini
Lamborghini Aventador SVJ Roadster|ランボルギーニ アヴェンタドール SVJロードスター
限定800台のアヴェンタドーSVJロードスター
ランボルギーニは、オープンモデルの「アヴェンタドー SVJ ロードスター」をジュネーブモーターショーで世界初披露。800台限定で生産すると発表した。
Text by YANAKA Tomomi
フラッグシップモデル「アヴェンタドールSVJ」のオープンモデル
昨年発表されたランボルギーニの最新フラッグシップモデル「アヴェンタドールSVJ」に限定モデルとしてオープンモデルが誕生した。
SVJロードスターの名前には超高速を意味する「スーペルヴェローチェ(SV)」と「イオタ(Jota)」のJが使われており、サーキットでの走行性能の高さを示すとランボルギーニでは謳う。事実、クーペはニュルブルクリンクオールドコースの量産最速ラップタイム6分44秒97を記録した。
ロードスターでもクーペと同じく、6.5リッターV型12気筒エンジンをリアに搭載し最高出力566kW/8,500rpm、最大トルク720Nm/6,750rpmを発生。0-100km/h加速は2.9秒を記録し、0-200km/h加速も8.8秒、最高速度は325km/h以上となる。
ルーフは高圧RTMのカーボンファイバー製で、キャビン内のクイックリリースレバーで取り外し、フロントフード下に格納できるという。重量もクーペの1,525kgよりわずか50kg増に抑えられた。
走りではエアロ ベクタリング システムにより、高速でのコーナリングが容易に。大型サイドエアインテークとフロントサイドフィンは、エアフロー量を増やし、冷却を促してドラッグを減少。ルーフ装着の有無にかかわらず、ルーフ上のエアフローは妨げられることはなく、アヴェンタドールSVロードスターと比べ、総ダウンフォースは40パーセント向上した。
磁気レオロジー サスペンション(LMS)は、公道とサーキットでのパフォーマンスを重視し、ボディとホイールの最大制御を実現すべくキャリブレーション。アンチロールバーの剛性はこちらもアヴェンタドールSVロードスターより50パーセントアップしているという。
ボディカラーは、アドペルソナム カスタマイゼーション プログラムにより約350色から選択可能で、レザーとアルカンターラの部品なども指定することができる。販売台数は世界800台限定で、日本での価格は6,171万4585円となる。