フォルクスワーゲン「ティグアン」にFFモデル登場|Volkswagen
Volkswagen Tiguan TSI BlueMotion Technology│
フォルクスワーゲン ティグアン TSIブルーモーションテクノロジー
1.4リッターのFFモデルが登場
フォルクスワーゲン グループジャパンは、コンパクトSUV「ティグアン」に1.4リッターエンジンを搭載し、駆動方式を前輪駆動(FF)とした「ティグアン TSI BlueMotion Technology」を追加、販売を開始した。同時にスポーティな専用パーツをあしらった「R-Line Package」を設定した。
Text by YANAKA Tomomi
コンパクトSUVカテゴリーにおいて優秀な低燃費を記録
これまで2リッターエンジンを搭載した4WDモデルのみを展開していた「ティグアン」に、あらたに1.4リッターのTSIエンジンと前輪駆動を組みあわせた新グレードが誕生した。1.4リッターの直列4気筒DOHC直噴エンジンは、ターボチャージャーとスーパーチャージャーを組みあわせることにより、最高出力110kW(150ps)/5,800rpm、最大トルク240Nm(24.5kgm)/1,500-4,000rpmを発生させる。搭載されるトランスミッションは、6段DSGだ。
環境性能では、信号待ちなどの停車時に不要なアイドリングをストップする「Start/Stopシステム」や「ブレーキエネルギー回生システム」、さらには走行中にアクセルペダルから足を離したさい、トランスミッションとエンジンを切り離すことで惰性走行をおこない、無駄な燃料の消費を抑制するという「コースティングモード」も標準装備。燃費もJC08モードで14.6km/ℓとコンパクトSUVカテゴリーとしては優れた数値を実現。エコカー減税(75パーセント減税)の対象車になった。
また、リアビューカメラを内蔵した純正のネットワークナビゲーションシステム「712SDCW」を標準装備。このナビゲーションシステムは地図の更新が2年間無償で提供され、また、VICSのみならずDSRCまで利用したきめ細やかなオンライン交通情報の探索とルート案内をおこなう。
今回のモデル追加でスポーティバージョンである「R-Line Package」装備車も用意された。これは前後バンパーをはじめとしたエアロパーツやスポーツサスペンション、18インチアルミニウムホイールなど、内外装に「R-Line Package」専用のパーツを装着する。
価格は「ティグアン TSI BlueMotion Technology」が339万円で、「R-Line Package」装着車は379万円という設定。
また、従来からラインナップされる「ティグアンR-Line」は「ティグアン 2.0 TSI R-Line 4MOTION」へと名称をかえて継続販売される。価格は426万円だ。
Volkswagen Tiguan TSI BlueMotion Technology│
フォルクスワーゲン ティグアン TSIブルーモーション テクノロジー
ボディサイズ|
(TSI BlueMotion Technology)全長4,430 × 全幅1,810 × 全高1,710 mm
(R-Line Package)全長4,430 × 全幅1,865 × 全高1,710 mm
ホイールベース|2,695 mm
トレッド|1,550 mm
最低地上高|180 mm
重量|1,540 kg
エンジン|1,389 cc 直列4気筒 DOHC ターボ+スーパーチャージャー
最高出力| 110 kW(150 ps)/ 5,800 rpm
最大トルク|240 Nm(24.5 kgm)/ 1,500-4,000 rpm
トランスミッション|6段DSG
駆動方式|FF
タイヤ|235/55R17(R-Line Packageは235/50R18)
ブレーキ 前/後 |ベンチレーテッドディスク/ディスク
燃費(JC08モード)|14.6 km/ℓ
CO2排出量|159 g/km
燃料タンク容量|63 ℓ
価格|(TSI BlueMotion Technology)339万円 / (R-Line Package)379万円