460馬力の直6搭載セダンBMW「M3 CS」発売|BMW
BMW M3 CS|ビー・エム・ダブリュー M3 CS
460馬力の直6搭載セダンBMW「M3 CS」発売
ビー・エム・ダブリューは2月20日、高性能スポーツカー「M3コンペティション」をベースに、2017年に発売された「M4 CS」と同等のサーキットパフォーマンスを実現する「M3 CS」を30台限定で、同日から発売すると発表した。
Text by HARA Akira
サーキットパフォーマンスと日常走行を高次元で融合
BMW「M3 CS」は、BMW M社が「3シリーズ」をチューニングした「M3」のラインナップの中でもさらに走行性能を高めた「M3コンペティション」をベースとし、そこからさらにサーキットでのパフォーマンスアップを目指して開発したモデル。その結果、スポーツ走行と日常走行のレベルが一段と磨き上げられたという。
3.0リッター直列6気筒Mツインパワー ターボエンジンは、最高出力460ps(338kW)/6,250rpm、最大トルク600Nm/4,000-5,380rpmを発生。M3コンペティションより10ps、50Nm増しとすることで、0-100km/h発進加速タイムは4秒を切る3.9秒(欧州測定値)を達成し、4ドアセダンでありながらスポーツカー並の走行性能を実現した。
エクステリアでは、CFPR製専用フロント、リアスポイラーやリアディフューザー、専用開発したフロント19インチ、リア20インチのオービット グレイの軽量化鍛造アロイホイールを採用。4本のテールパイプ付きツインフロー エグゾーストシステムは、Mモデル特有のスポーティなエンジンサウンドを生み出すという。
インテリアでは、軽量化されたセンターコンソールやブラック&シルバーのメリノレザー製専用バケットシート、“M3 CS”と刻まれた専用アルカンタラ アンソラジット トリムなどが奢られる。
走行面では、コンフォート、スポーツ、スポーツ+の3つのモードが選択できるアダプティブMサスペンションを搭載。ダイナミック スタビリティ コントロール(DSC)と常に連動するアクティブMディファレンシャルは、通常ではアンダーステアやオーバーステアなどの挙動を制御して車両を安定させる機能を持つが、M3 CSのMダイナミックモード(MDM)ではホイールスリップの許容範囲が拡大され、軽度のドリフト走行を可能にする。そのため、サーキット走行でのダイナミックな走行を楽しむことができるという。
価格は1,578万円。M4 CSの2018年モデルも一部装備が追加され、1,630万円へと価格が改訂された。
BMW M3 CS|ビー・エム・ダブリュー M3 CS
ボディサイズ|全長 4,671 × 全幅 1,877 × 全高 1,424 mm
ホイールベース|2,812 mm
重量|1,585 kg
エンジン|2,979cc 直列6気筒DOHC
最高出力|460 ps(338 kW)/ 6,250 rpm
最大トルク|600 Nm/ 4,000-5,380 rpm
圧縮比|10.2
トランスミッション|7段AT
タイヤ 前/後|255/35R19 / 285/30R20
0-100km/h加速|3.9 秒
燃費(JC08モード)|12.2 km/ℓ
トランク容量|480 リッター
価格|1,578万円
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