3シリーズのディーゼルエンジンを刷新|BMW
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3シリーズのディーゼルエンジンを刷新
BMWは5月19日(木)、ディーゼルモデル「320d」のエンジンを刷新したと発表。5月28日(土)より販売を開始する。
Text by YANAKA Tomomi
取得税や初年度の自動車税が100パーセント免税に
昨年9月の「3シリーズ」を皮切りに、「4シリーズ」などでも行われているエンジンの刷新。その波はディーゼルエンジンにもおよび、今回「320d」も新世代エンジンへと切り替えられた。
新世代のディーゼルエンジンは2リッター直列4気筒ユニット。新たにアルミニウム合金製のクランクケースを採用するとともに、最新のコモンレール ダイレクト インジェクションシステムと可変ジオメトリー ターボチャージャーを組み合わせるなど、進化が図られた。
そのためスペックもよりパワフルに。8段ATもしくは8段スポーツATが組み合わせられ、最高出力は前モデル比5kW(6ps)アップの140kW(190ps)/4,000rpm、最大トルクは20Nm(2.1kgm)大きい400Nm(40.8kgm)/1,750-2,500rpmを発生する。いっぽうで、JC08モード燃費はこれまでよりも約10パーセント向上。21.4km/ℓとなった。
新エンジンは日本におけるディーゼル車のポスト新長期規制に適合するため、自動車取得税と重量税が100パーセント免税に。そして翌年度の自動車税も75パーセント減税になるという。
また、エンジンの変更に合わせてエントリーグレードの「320 SE」以外のすべてのグレードに安全装備の「レーン チェンジ ウォーニング」を標準で搭載。ドライバーの死角を走行する車両や追い越し車線から急接近する車両を、ドライバーに警告する。
新エンジンを搭載した320dモデルの価格は、セダンが512万円-557万円。ツーリングモデルは534万円-579万円となる。
またBMWでは、創立100周年を記念した特別限定車の第3弾モデルとして320dがベースの「Celebration Edition“Style Edge”」を400台限定で、5月28日(土)より販売すると発表。
8段スポーツATを組み合わせた最上級グレードの「M Sport」をベースに、専用のアロイホイールやキドニーグリルを採用。インテリアでもピアノ ラッカー技術を用いたブラック トリムやレザーシートなどでスタイリッシュに演出した。
価格はセダンが577万円、ステーションワゴンのツーリングが599万円となる。
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