A1にあらたなスペシャルエディションが登場|Audi
Audi A1 amplified | アウディ A1 アンプリファイド
A1にあらたなスペシャルエディションが登場
アウディは、プレミアムコンパクトカー「A1」と「A1 スポーツバック」のスポーティパッケージ特別仕様車「A1 アンプリファイド」を発表。欧州限定で販売をスタートさせた。
Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)
ボディは2色。仕様は3タイプ
アウディファミリーのなかでもっともコンパクトなライン「A1」と「A1 スポーツバック」に、新たなスペシャル・エディションが欧州限定で登場した。「A1 アンプリファイド」と名付けられたこのモデルは、アウディのハイエンドスポーツモデル「S」、「RS」シリーズを手がけるクワトロGmbH社がアクセサリパーツを担当。A1すべてのエンジンバージョンにラインナップされる。ボディは鮮烈な赤にパールエフェクトがくわえられた「ミサノ・レッド」と、メタル感を強調した「グラシア・ホワイト」の2色を用意。仕様は「アンプリファイド」、「アンプリファイド・プラス」、「アンプリファイド・アドバンス」と呼ばれる3タイプがある。
もっともスタンダードな「アンプリファイド」のエクステリアは、ルーフ、ルーフスポイラー、シングルフレームグリルが光沢あるブラックでまとめられ、エンジンフードからリアハッチまで伸びるストライプがくわえられた。ホイールは5アームデザインの17インチを履き一層精悍でスポーティな印象へと変貌。インテリアはエアコンの通気口がボディカラーと同色となり、またスポーツシートには赤とグレーのいずれかのステッチが入るなど、乗る人の喜びを掻き立てる演出が施されている。
つづけて「アンプリファイド・プラス」だが、こちらは前述の「アンプリファイド」の仕様にくわえ、LED室内照明、ステンレスペダルセット、エアロパーツ、さらにマットブラックのテールパイプを装着。レーシーなだけでなく、エレガンスを損なわないアウディのクルマづくりは他車同様、このA1にも生きている。
そして最後は「アンプリファイド・アドバンス」。「A1 アンプリファイド」の頂点となるモデルだ。ナッパレザーのSラインシート、プライバシーガラス(後席)、キセノンプラスヘッドライト、マットブラックの18インチアロイホイール、より大型のルーフスポイラーなど装着パーツは多岐にわたり、Sラインスポーツパッケージの要素を随所に盛り込んでいる。まさにスペシャルの名にふさわしいもっともスポーティなモデルとなっている。
日本での導入は未定
気になる価格は、車両本体価格にくわえ、「アンプリファイド」が1,990ユーロ(約20万円)、「アンプリファイド・プラス」が3,990ユーロ(約39万円)、「アンプリファイド・アドバンス」が6,990ユーロ(約70万円)となる。赤のボディ「ミサノ・レッド」はすでにオーダーがスタート。「グラシア・ホワイト」は少し遅れて市場に投入される予定だ。日本でも人気の高い「A1」ライン。プレミアムコンパクト全盛のいま、国内マーケットへの導入にも期待したい。
Audi A1│アウディ A1
ボディサイズ│全長3,970×全幅1,740×全高1,440mm
ホイールベース│2,465mm
エンジン│1.4リッター DOHC直列4気筒16バルブ インタークーラー付ターボ
最高出力│90kW(122ps)/5,000rpm
最大トルク│200Nm(20.4kgm)/1,500-4,000rpm
トランスミッション│7段Sトロニック
燃費|17.8km/ℓ(JC08モード)
CO2排出量|130g/km
価格│A1 1.4TFSI:273万円、A1 1.4TFSIスポーツパッケージ:288万円、A1 1.4TFSIコンペティションパッケージ:317万円
Audi A1 Sportback|アウディ A1 スポーツバック
ボディサイズ|全長3,970×全幅1,745×全高1,440mm
ホイールベース|2,465mm
エンジン│1.4リッター DOHC直列4気筒16バルブ インタークーラー付ターボ
最高出力|90kW(122ps)/5,000rpm
最大トルク|200Nm/1,500-4,000rpm
トランスミッション|7段Sトロニック
燃費|17.8km/ℓ(JC08モード)
CO2排出量|130g/km
価格|A1 スポーツバック 1.4TFSI:293万円、A1 スポーツバック 1.4TFSI スポーツパッケージ:308万円