「500 by Gucci」ショートムービー公開|Fiat
Fiat 500 by Gucci|フィアット チンクエチェント バイ グッチ
500 by Gucci ショートフィルム コレクション
フィアットは4月16日、世界のトップクリエイターたちが制作した5つのショートムービーをホームページ上で公開した。ときには可憐に、ときには妖艶に、ときにはコミカルに……くるくると表情を変えながら、堂どうと主演を務めていたのは「500 by Gucci」。グッチとのコラボレーションモデルとして2011年2月に初めて公開され、夏には500Cも追加された特別仕様車だ。
Text by TANAKA Junko(OPENERS)
フィアット × グッチ × 世界のトップクリエイター
今回制作に参加したのは、いまをときめくファッション誌やウェブマガジンで活躍中のトップクリエイターばかり。グッチのクリエイティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニとフィアットからの熱いラブコールにこたえて、500 by Gucciにちなんだ5人5様のショートフィルムを作りあげた。
その顔触れは、『デイズド・アンド・コンフューズド(Dazed & Confused)』と『アナザー・マガジン(AnOther Magazine)』の創設者であり編集長のジェファーソン・ハック、映像コンテンツも豊富な『ナウネス(NOWNESS)』の映像ディレクター、クリス・スウィーニー、『パープル・ファッション・マガジン(Purple Fashion magazine)』編集長のオリヴィエ・ザーム、『ヴォーグ・イタリー(Vogue Italy)』編集長のフランカ・ソッツァーニ、そして映画監督のアレクシ・タン。
モチーフとなっているFiat 500 by Gucciは、その名のとおり、イタリアが誇る2つのラグジュアリーブランドがタッグを組んで仕上げた、優雅でスタイリッシュなクルマ。側面の緑・赤・緑のグッチストライプがチャームポイントだ。世界40か国で販売され、わずか半年で3000台以上のオーダーがあったという。
500 by Gucciのラグジュアリー感を前面に打ち出したのは、『ヴォーグ・イタリー』による『Reverse to Perfection』(監督はフランチェスコ・カッロッツィーニ)。 『The Race』で白と黒の500 by Gucciを競わせてみせたのは『デイズド・アンド・コンフューズド』(監督はウィル・デヴィッドソン)。
組立ラインを意味する『Assembly line』とタイトルをつけた『ナウネス』のスウィーニーは、少しコミカルなアプローチでフィアットとグッチのコラボレーションを表現してみせた。『パープル・ファッション・マガジン』らしさの光る『Papillon Polaroid』では、少し妖艶な悲しい500 by Gucciの表情をかいま見ることができる。『Divergence』を手がけた映画監督タンは、秘められた2人の恋を2台の500 by Gucciで表現した。
作品は、http://500bygucci.com/shortvideos にて順次公開される予定だ。