エントリーグレードには、フォード初のアイドリングストップ機能を採用

フォードのデザイン言語である「キネティック デザイン」を初代から引継ぎ、2013年9月に日本に上陸した2代目クーガ。発売から2周年を迎え、エンジンの刷新など一部改良が施される。

クーガでは、これまで上級グレードの「Titanium（タイタニアム）」とエントリーグレードの「Trend（トレンド）」ともに1.6リッター4気筒ターボの「エコブーストエンジン」を搭載していたが、今回の改良ではグレードにあわせて2種類の「エコブーストエンジン」が用意された。

Ford Kuga Trend

Ford Kuga 2.0ℓ EcoBoost

タイタニアムには44kW（60ps）出力をアップした2.0リッターターボエンジンが搭載され、最高出力178kW（242ps）、最大トルク345Nm（35.2kgm）を発揮。いっぽうのトレンドでは、最高出力134kW（182ps）、最大トルク345Nm（35.2kgm)と改良前モデルの出力はそのままにダウンサイズされた1.5リッターターボエンジンが与えられた。また、フォード車ではじめて採用されるアイドリングストップ機能により、12.7km/ℓと34パーセントもの燃費の改善を実現している。ちなみに、いずれのグレードもトランスミッションの変更はなく、6段ATが組み合わせられている。

そしてボディカラーもグレードに合わせて変更。タイタニアム専用色としてホワイトプラチナムがくわえられたほか、トレンドの専用色では、クーガとしては初の赤系ルビーレッドが用意された。

ステアリングはいずれも右で、価格は2.0リッターターボエンジンのタイタニアムが419万円。1.5リッターターボエンジンのトレンドが359万円だ。

Ford Kuga　Titanium｜フォード クーガ タイタニアム
ボディサイズ｜全長4,540×全幅1,840×全高1,705 mm
ホイールベース｜2,690 mm
トレッド 前/後｜1,565 / 1,565 mm
重量｜1,720 kg
エンジン｜1,998 cc 直列4気筒 ターボ
ボア×ストローク｜87.5 × 83.1 mm
最高出力｜178kW(242ps)/5,500rpm
最大トルク｜345Nm(35.2kgm)/2,000-4,500rpm
トランスミッション｜6段オートマチック
駆動方式｜4WD
サスペンション 前｜マクファーソンストラット
サスペンション 後｜マルチリンク
タイヤ 前/後｜225/45R18 ／ 225/40R18
ブレーキ 前/後｜ベンチレーテッドディスク / ディスク
燃費（JC08モード）｜10.0 km/ℓ
価格｜419万円

Ford Kuga Trend｜フォード クーガ トレンド
ボディサイズ｜全長4,540×全幅1,840×全高1,705 mm
ホイールベース｜2,690 mm
トレッド 前/後｜1,565 / 1,497 mm
重量｜1,640 kg
エンジン｜1,497 cc 直列4気筒 ターボ
ボア×ストローク｜79.0 × 76.4 mm
エンジン｜1.5リッターターボ
最高出力｜134kW(182ps)/6,000rpm
最大トルク｜240Nm(24.5kgm)/1,600-5,000rpm
トランスミッション｜6段オートマチック
駆動方式｜4WD
サスペンション 前｜マクファーソンストラット
サスペンション 後｜マルチリンク
タイヤ 前/後｜225/45R18 ／ 225/40R18
ブレーキ 前/後｜ベンチレーテッドディスク / ディスク
燃費（JC08モード）｜12.7km/ℓ
価格｜359万円