BENTLEY CONTINENTAL GT Mulliner Styling Specification
BENTLEY CONTINENTAL GT Mulliner Styling Specification|
ベントレー コンチネンタル GT ミュリナー スタイリング スペシフィケーション
ラグジュアリークーペに華をそえるオプションパッケージが誕生
ベントレーは、コンチネンタル GTのエクステリアに華をそえるスタイリングオプションパッケージ「Mulliner Styling Specification」を設定した。
Text by OPENERS
カーボンファイバーを積極的に採用
2011年2月にフルモデルチェンジを果たし、すでに日本にも上陸した新型ベントレー コンチネンタル GT。6リッターW型12気筒エンジンをパワートレインとしてもち、最高出力423kW(575ps)、最大トルク700Nmを記録。0-100km/h加速4.6秒、最高時速318km/hという、2,320kgという車重を物ともしない力強い加速性能も魅力だが、先代から受け継ぐデザイン、機能性、随所に垣間みることができるクラフツマンシップと、すべてにおいて高いレベルにまでまとめあげられたモデルである。ベントレーはこのたび、このラグジュアリークーペに、さらなる存在感をあたえるスタイリングオプションパッケージ「Mulliner Styling Specification」をあらたに設定した。
まず先行して販売される「Classic Pack」は、各構成部品を特注で製作。フロントバンパースプリッター、ロワーエアインテークグリルに一体化されたストレーキに光沢のあるブラックのカーボンファイバーを使用し、顔だちを従来よりもタイトな印象にした。サイドシル真下の「ウィングドB」がほどこされたエクステンションブレード、フルワイドディフューザーにもカーボンファイバーが用いられ、エクステリア全体の輪郭をシャープなものにしている。
Classic Packのほか、4つのオプションも追加販売
さらにClassic Packの上記メインアイテムにくわえ、4つのオプションアイテムも販売される。リアスポイラー、ドアミラーカウルにカーボンファイバーを採用したほか、細部にまでこだわったというブラック塗装の21インチ7本スポークのエレガントアロイホイール、フロントホイールアーチの真うしろにはダーククロームメッシュベント(カーボンファイバー製ベゼルつき)を装備することができる。
このパッケージは、たんに彩りをくわえる、個性を惹き立たせるというだけでなく、厳格な品質・技術テストおよび開発プログラムを経て開発されたという。カーボンファイバーについては、ベントレー車の高水準な耐久性に見合うよう、極限の気候/使用条件での実証実験をおこなった結果、積極的に採用することが認められたとしている。
Mulliner Styling SpecificationのClassic Pack(9775ドル/7540ユーロ)は2011年6月、そのほかの4つのオプションアイテム(リアスポイラー|2905ドル/2241ユーロ、ミラーカウル|2905ドル/2241ユーロ、ダーククロームメッシュベント|6174ドル/4764ドル、21インチアロイホイール|7700ドル/5940ユーロ)にかんしては2011年秋ごろ販売を開始する。日本国内での販売もまだ発表されていない。