FIAT│フィアット 震災チャリティイベントを開催
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2015年3月13日

FIAT│フィアット 震災チャリティイベントを開催

FIAT│フィアット

原発やエネルギーについて考える震災チャリティイベントを開催

フィアットの社会貢献活動「Share with FIAT」による震災チャリティイベントが6月11日(土)、東京・青山の「FIAT SPACE」で開かれた。

文=谷中朋美

今年2月から「Share with FIAT」と題して、世界中で活動しているNPOや非営利団体とのコラボレーションをとおし社会貢献活動をおこなっているフィアット。現在は、対象となるヘルシーな定食や食品を購入すると、1食につき、発展途上国の給食1食分に当たる20円が贈られることで、先進国の肥満と、発展途上国の飢えを解決しようとする「TABLE FOR TWO(TFT)」や、発展途上国で学校や図書館の建設をとおして子どもたちに教育の機会を提供する「Room to Read」などと提携し、積極的な活動を展開している。

今回の震災チャリティイベントは、福島第一原子力発電所の事故が発生するまで、私たちが当たり前のように享受していた電力や原子力について「集い、知り、語り合おう。日本のために、世界のために」をテーマにTFTとともに開催。

会場では、小暮真久TFT代表がオープニングのあいさつを務めたほか、東北大学大学院の中静透教授や環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長らのビデオメッセージを紹介。訪れたひとたちは、ワインを片手にあかるい雰囲気のなか、電力や原子力、今後のエネルギーの問題について自分の想いを語り合っていた。また、来場者の善意も寄せられ、集まった義援金は被災したひとびとへの支援に当てられるという。

BRAND HISTORY
1899年創業のフィアットは、当初f.i.a.t.。「トリノの自動車製造会社」の頭文字からなっていた。1907年に現在までつづくFIATと社名を改称する。

フィアットの事業の中心は大衆車である。1930年代に507バリラ、それにつづく、500(チンクェチェント)トポリーノを発表する。“ハツカネズミ”という車名をあたえられたこのスモールカーは、ハリウッド映画『ローマの休日』(1953年公開)でも活躍した。

イタリアの他ブランドの買収がはじまったのは1960年代。1968年にアウトビアンキを傘下に置き、同年にフェラーリの株式を50パーセント獲得。翌69年にはランチアを子会社化した。のちにフェラーリを完全買収。1986年にはアルファロメオを、1993年にはマセラティを買収した。2009年にはクライスラーの株式を35パーセント取得している。

           
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