スポーティな足もとにも注目

「かわいく」にも「かっこよく」にも感じられる完成されたデザインと小さなエンジンながらも走る楽しみがつまった「フィアット500（チンクエチェント）」。さまざまなブランドとのコラボレーションをはじめ、最近ではターボつきの2気筒エンジンを搭載した革新的な「ツインエア」を発表するなど、クルマ好きをうならせてきた。

そんな「500」からあたらしい日本限定のリミテッドバージョンが誕生した。日本でのエントリーモデル「500 1.2 POP」をベースに新色トロピカリア イエローとクロスオーバーブラックを大胆に配色した「500 ポップ ビー」と、「500C 1.2 POP」をベースにトロピカリア イエローにブラックのキャンパストップを乗せたカブリオレ「500C ポップ ビー」。どちらもまるで羽音が聞こえてきそうな「500」らしい遊び心が感じられるミツバチカラーだ。

ともに信号待ちなどで停車すると自動的にエンジンを止め、その後ドライバーの意思で発進する動作を感知すると、イグニッションスイッチを操作することなくエンジンが再始動するアイドリングストップ機能「START&STOPシステム」を搭載。

「500 ポップ ビー」の足もとにはスポーティなデザインの15インチアロイホイールと195/55タイヤを装着。「500C ポップ ビー」はおなじくスポーツデザインの16インチアロイホイールと195/45タイヤを履き、ポップでスポーティなデザインに仕上がった。

デザインだけではない。1.2リッター直列4気筒SOHCエンジンは最高出力51kW（69ps）/5,500rpm、最大トルクは102Nm（10.4kgm）/3,000rpmと、決して大きくはないが小気味のいい元気いっぱいの走りを見せてくれるのも「500」のデザインと並ぶ大きな魅力だ。

価格は「500 ポップ ビー」が210万円、「500C ポップ ビー」が249万円。いずれも限定50台が販売される。

FIAT 500 POP-BI・500C POP-BI│
フィアット 500ポップビー・500Cポップビー
ボディサイズ（500ポップビー）│全長3,545×全幅1,625×全高1,515mm
ボディサイズ（500Cポップビー）｜全長3,545×全幅1,625×全高1,505mm
ホイールベース│2,300mm
車輌重量│990kg（500ポップビー）、1,030kg（500Cポップビー）
エンジン│1.2リッター直列4気筒SOHC　8バルブ
最高出力│51kW（69ps）/5,500rpm
最大トルク│102Nm（10.4kgm）/3,000rpm
トランスミッション│ATモードつき5段シーケンシャルトランスミッション
10・15モード燃費│19.2km/ℓ（500ポップビー）、17.6km/ℓ（500Cポップビー）
CO2排出量｜113g/km（500ポップビー）、119g/km（500Cポップビー）
ハンドル│右
定員│4人
価格│210万円（500ポップビー）、249万円（500Cポップビー）