ROLLS-ROYCE|ロールス・ロイス スピリット・オブ・エクスタシー100周年記念パレード
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2015年3月19日

ROLLS-ROYCE|ロールス・ロイス スピリット・オブ・エクスタシー100周年記念パレード

ROLLS-ROYCE|ロールス・ロイス ファントム

スピリット・オブ・エクスタシー100周年記念パレード

ロールス・ロイス・モーター・カーズは、スピリット・オブ・エクスタシー誕生 100周年を記念し、2月6日ロンドンでロールス・ロイス100台によるパレードを開催した。

文=松尾 大

1911年2月6日にはじまった伝統

ロールス・ロイスは世界的に知られるマスコット、スピリット・オブ・エクスタシーの誕生100周年を記念し、100台のロールス・ロイスによるパレードをロンドンで開催した。このマスコットは、フライング・レディとも呼ばれ、1911年に車両に取りつけられてから、ちょうど100年目にあたるのが、パレードがおこなわれた2011年2月6日である。

トルステン・ミュラー・エトヴェシュ CEOは、「ロールス・ロイスのフロントグリルを優雅に飾ってきたマスコット、スピリット・オブ・エクスタシーは、超高級ブランドの象徴であるとともに、ロールス・ロイス・モーター・カーズで働く人びとのインスピレーションの源です。この100周年記念のパレードは、ロールス・ロイスにとって大切なアイコンに心からの敬意をあらわしたものです」としている。

パレードは、シックな高級住宅街として知られるベルグレイヴィア地区をスタートし、ビッグベンやトラファルガースクエア、ピカデリーサーカスなどロンドンのランドマークをまわりながら、ウェストロンドンにあるノーサンバーランド公爵邸サイオンハウスを目指すコースを走行した。

ROLLS-ROYCE|ロールス・ロイス スピリット・オブ・エクスタシー100周年記念パレード|02

先頭を走るのは、当時エンジン音が聞こえないほど静かだと言われたシルバー・ゴースト。

ROLLS-ROYCE|ロールス・ロイス スピリット・オブ・エクスタシー100周年記念パレード|03

ロンドンの街中を激しく疾走するのは、ファントムクーペとカマルグ。

パレードのコースは、ロールス・ロイスゆかりの地を巡るルートになっており、チャールズ・ロールス生誕の地であるメイフィアのヒルストリートや、彫刻家のチャールズ・サイクスがスピリット・オブ・エクスタシーを制作したと伝えられるアトリエのあったブロンプトン・ロード、現在のロールス・ロイスのショールームのあるバークレー・スクエアなど、ブランドに関係の深い場所を訪れるものとなった。

今回のパレードには、最新モデルから歴史的な名車まで、合計100台のロールス・ロイスが参加。グッドウッド本社工場から提供されたファントムやゴーストをふくむ現行モデルのほか、シルバーゴースト、シルバークラウド、シルバーシャドー、シルバースパーなど多彩なクラシックカーやビンテージカーが勢揃い。パレードでは、ロールス・ロイス・エンスージアスト・クラブのメンバーや、来場したVIPやメディアがこれらの車両を運転し、ロンドンの街を彩った。

           
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