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2015年3月6日
MORGAN Three Wheeler|モーガン スリーホイラー
MORGAN Three Wheeler|モーガン スリーホイラー
モーガン社、伝統のスリーホイラーを再発
モーガンは、創業100周年を記念するモーガン車の伝統を物語るスリーホイラー(3輪自動車)を復活させ、実際に販売することを発表した。
文=ジラフ
ハーレーに積まれるV型2気筒エンジンを搭載
1910年のデビューにモーガン社はスリーホイラーを生みだすことで、その歴史をスタート。そのさいにつくられた三輪の「リトルスター」と呼ばれたクルマは、サイクルカーという部類に属し、1953年まで製造された。打ち止め以後、今回販売を決定した新型スリーホイラーは、その歴史を顧みる復活の一途だと考えられる。
まだ詳細は発表されていないが、ボディはアルミニウム製。搭載されるエンジンは、ハーレー・ダビッドソンに搭載されている1.8リッターV型2気筒。最高出力は約100ps、最高速184kmに達するという。トランスミッションは、マツダ製の5速MTになる予定だ。
世襲によって引き継がれてきたモーガン社の伝統は、創始者のヘンリー・フレデリック・スタンリー・モーガンがはじめて自家用イーグル・タンデムを購入したことから端を発している。三輪モデルの復活は、まさに創業100周年を記念することそのものなのである。正式に公開されるのは2011年のジュネーブショー。価格なども、このときに発表される予定となっている。