Audi|アウディ Q7 新ユニットを追加
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2015年2月26日

Audi|アウディ Q7 新ユニットを追加

Audi Q7|アウディ Q7

TDIユニット新搭載モデルを発表

アウディは、「アウディ Q7」の新設計3.0リッターTDIユニット搭載モデルを追加することを発表した。

文=ジラフ

13.9km/ℓの高燃費を誇るあらたな心臓

今回あらたに「アウディ Q7」に採用された、3.0リッターTDIユニットは、最高出力204ps、最大トルク45.9kgmを発揮。動力性能は、0-100km/h加速が9.1秒、最高速度が202km/h(エアサス仕様は205kmh)。それでいながら燃費は、13.9km/ℓ(欧州複合モード)、CO2排出量も189g/kmと大型SUVでありながら、優れた数値を記録している。

Audi|アウディ Q7 Photo02

Audi|アウディ Q7 Photo03

その理由は、エンジン単体の重さが200kgを切る軽量構造であることと、8速ATの相乗効果による。
とくにエンジンは、クランクケースとシリンダーヘッドにことなる冷却通路をもたせることで、徹底した熱管理を可能にしただけではなく、ターボチャージャーやカムシャフトの制御などにも手が入れられ、アイドリングストップ機構、エネルギー回生システムなどの採用によって、高効率のパワーユニットが誕生したというわけだ。

ドイツでの販売価格は5万1800ユーロ(約585万円)を予定。日本への導入を心待ちにしたい。

BRAND HISTORY
Audi(アウディ)のエンブレムは“フォーリングス”。その輪ひとつひとつが自動車メーカーのアウディ、DKW(デーカーヴェー)、ホルヒ、ヴァンダラーをあらわしているのはご存知だろう。いずれもザクセン州に本拠を置き、20世紀のはじめ、ドイツの自動車産業を牽引したブランドである。しかし、第一次世界大戦後に起きた世界恐慌の煽りをくらった4社は、生き残りをかけて、1932年にアウトウニオンを結成。DKWがモーターサイクルと小型車、ヴァンダラーが中型車、アウディが高級中型車、そして、ホルヒがラグジュアリーカーに特化する戦略をとることになった。

しかし、第二次世界大戦の敗戦により旧東ドイツのザクセンはロシアの占領下となり、アウトウニオンは消滅。これを見越して、旧西ドイツのバイエルン州インゴルシュタットに新生アウトウニオンが設立される。BMWやメルセデス・ベンツとちがい、工場のない状況からの苦しいスタートをしいられたアウトウニオンであったが、DKWデリバリーバンなどの生産により徐々に体力をつけていった。

1964年末にフォルクスワーゲン傘下におさまったアウトウニオンは、ほどなくしてアウディの名を冠した新型車を世に送りだす。そして1969年には、ネッカースウルムに本拠を置くNSU(“ヴァンケルエンジン”の開発で知られる)を合併し、アウディNSUアウトウニオンとなり、1985年からはアウディとして現在にいたる。クワトロをはじめとするテクノロジーと、モータースポーツ活動に裏づけられたダイナミック性能、エレガントなデザイン。そして、質感の高い仕上がりが、アウディの人気を牽引している。

           
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