シトロエン C3 エアクロスSUV、より大胆にSUVを主張するフェイスにマイナーチェンジ|CITROEN
CAR / NEWS
2021年11月26日

シトロエン C3 エアクロスSUV、より大胆にSUVを主張するフェイスにマイナーチェンジ|CITROEN

CITROEN C3 AIR CORSS SUV|シトロエン C3 エアクロスSUV

より大胆にSUVを主張するフェイスにマイナーチェンジ

グループPSAジャパンは、シトロエンのコンパクトSUV「C3エアクロスSUV」のマイナーチェンジを発表し、販売を開始した。

Text by YANAKA Tomomi

インテリアもよりシックでモダンにアップデート

2017年のグローバルローンチを経て、より大胆にSUVを主張する、新世代ブランドフェイスをまとい登場したBセグメントのC3エアクロスSUV。
これからのシトロエンのシグネチャーであるこの新フェイスは、2016年パリモーターショーでデビューしたコンセプトカー「CXPERIENCE」からインスパイアされたもので、2021年1月に日本で販売開始した「C3」でもすでに導入。主張の強いユニークなシトロエンならではのアイデンティティを示すフェイスとなった。
シトロエンの象徴、ダブルシェブロンからサイドにV字状に伸びるクロームのラインは、上がデイタイムライトへ、下はLEDヘッドライトへとつながっており、グリルは内部ルーバーの縦方向のラインを強調した意匠とすることでボンネットの存在感を高め、SUVらしいタフネスが表現された。
フロントバンパー下部のスキッドプレートをイメージしたバンパーはより直線的なものとなり、こちらもモダンでよりSUVらしさがアピールされている。
リアデザインはこれまでのテイストを引き継いでいるものの、リアクオーター部のベネチアンブラインド風の装飾を変更。ブラックアウトしたルーフレールと相まって、全体的にシックに演出された。
室内では、アドバンストコンフォートシートを採用。生地裏に特別なフォームを従来の2mmから15mmへと大幅にアップすることで、柔らかな座り心地に加え、疲労につながる車体の微振動をシートが吸収する効果も。クラスを超えた広くゆったりとしたサイズと身体保持能力により快適な運転姿勢に寄与するという。
さらに、インストルメントパネルにシート生地と同じ杢グレーのファブリックを貼りこむことで、シートと統一された温かみのあるインテリアを構成。シックでモダンな雰囲気が醸し出された。
リアシートは左右独立して動かすことが可能。双方を最大まで前方にスライドするとクラス最大級となる520リッターのラゲッジルームとなり、リアシートをすべて畳めば1,289リッターのラゲッジスペースが出現する。
パワーユニットは、最高出力96kW(130ps)、最大トルク230Nmを発生する1.2リッター3気筒ターボを搭載し、6段AT(EAT6)を組み合わせる。
シトロエンがラリーフィールドで培った駆動力制御や車両運動制御のノウハウを活用したトラクションコントロールの進化版ともいえるグリップコントロールもオプションとして用意。路面状況に合わせてさまざまなアルゴリズムを組み合わせ、パワートレインの出力特性やブレーキを統合制御し、タイヤのグリップの最大化とトラクションの最適化を行うとシトロエンでは謳う。
ボディカラーは新色のカーキグレーやボルタイックブルーなどを含む全5色を展開。価格は293万5000円で、パノラミックルーフやグリップコントロール、HiFiスピーカーなどを搭載する「SHINEパッケージ」は318万円となる。
問い合わせ先

シトロエン コール
Tel.0120-55-4106
https://www.citroen.jp

                      
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