新型MINIにジョン・クーパー・ワークスモデルがデトロイトで初登場|MINI
CAR / MOTOR SHOW
2015年1月20日

新型MINIにジョン・クーパー・ワークスモデルがデトロイトで初登場|MINI

MINI John Cooper Works|ミニ ジョン・クーパー・ワークス

デトロイトモーターショー 2015

新型MINIにジョン・クーパー・ワークスモデルがデトロイトで初登場

MINIは、北米で開催されたデトロイトショーで、3代目「MINI」としては初めてとなるホットバージョン、「MINI ジョン・クーパー・ワークス」を発表した。

Text by OGAWA Fumio

MINI史上もっともパワフルな一台

大型車が幅をきかせていたデトロイトショーで、なりは小さくても存在感は大きかったのがMINI。意外かもしれないが、MINIクーパーは米国でも広く受け入れられている。

デトロイトでワールドプレミアとなったのは、MINIジョンクーパーワークスだ。レース場をイメージさせるブラックの上下を着たコンパニオンたちが活気を与えているMINIのブースで、ひときわ目立つったのが、MINIのなかでも最もスポーティなこのモデルだ。

レッドのストライプが若々しい印象の塗り分けを持つこのモデルは、MINI史上最高の70kW(231hp)/5,200-6,000rpmの最高出力を誇る。トルクは320Nm/1,250-4,800rpmにおよぶ。すばらしくスポーティな2リッター4気筒エンジンを搭載しているのだ。

出力は先代より10パーセント上がり、トルクは23パーセント増している。6段オートマチック変速機を備えて、静止から100km/hまで6.3秒で加速するから、これまでのジョンクーパーワークス仕様を知るひとにとっては期待どおりの高性能ぶりだ。

「エンジン、サスペンション、空力は、モータースポーツで培った経験をもとに煮詰められていて、すばらしいドライビングファンをもたらします」とMINIでは説明する。

ジョン・クーパー・ワークスにふさわしい空力パーツがすごみを効かせていて、一目で新型とわかるはずだ。インテリアもスポーティで、クルマ好きは目を惹かれる。また新型になって、アダプティブクルーズコントロールをはじめとする、最新の安全装備も充実している。

           
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