3008ハイブリッドがさらに進化し、パリモーターショーへ|Peugeot
CAR / MOTOR SHOW
2015年1月27日

3008ハイブリッドがさらに進化し、パリモーターショーへ|Peugeot

Peugeot 3008 Hybrid4|プジョー 3008 ハイブリッド4

3008ハイブリッド4に搭載された世界初のディーゼルハイブリッドが進化

プジョーは「3008ハイブリッド4」に改良をくわえ、二酸化炭素排出量をいっそう削減。91g/kmのローエミッションモデルをパリモーターショーで発表する。

Text by SAKURAI Kenichi

プジョーのディーゼルハイブリッドはさらなる高みへ

2011年末に開催された東京モーターショー2011にも右ハンドルモデルを参考出展した、プジョー初のディーゼルハイブリッドモデル、「3008ハイブリッド4」の改良版がパリモーターショー2012で登場する。

「3008ハイブリッド4」は、世界初の量産ディーゼルハイブリッドカーとして、2011年末から欧州市場に投入されている4WDモデル。163psの2リッター直列4気筒ディーゼルエンジンをフロントに搭載し前輪を駆動するとともに、37psを発揮するモーターを車体後方に搭載し後輪を駆動するユニークなシステムを採用している。

エンジンとモーターのトータル出力は200psにのぼり、エンジンストップ&スタート機能も備える。現在ではこの「3008ハイブリッド4」以外にも、「508RXH」と「508ハイブリッド4」に同様のシステムを採用し、プジョーはハイブリッドモデルのバリエーションを拡大中だ

今回の改良モデルでは、改良型モーターやアップデートされたエンジンマネージメントシステム、さらに16インチの低転がり抵抗タイヤの採用により、ディーゼルハイブリッドの高出力はそのままに、これまで99g/kmであった二酸化炭素排出を91g/kmまで減少させ、欧州複合モード燃費を26.3km/ℓから28.5km/ℓまで向上させることに成功。環境性能を、より進化させた。他のタイヤ(16インチM+Sおよび17インチまたは18インチサイズ)を採用するモデルでは、従来モデル同様、99g/kmの二酸化炭素排出をキープしている。

また、ブレーキ回生システムの改良やバッテリー管理を最適化も同時に実施し、同システムの信頼性をさらに向上させた。とりわけ環境問題に厳しい欧州市場で、「3008ハイブリッド4」は一歩先を行く、クロスオーバーモデル随一の環境性能をアピールする。

Mondial de L’Automobile 2012 Salon de Paris
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