激戦区であるコンパクトSUV市場にプジョーが投入した「2008」に試乗|PEUGEOT
CAR / IMPRESSION
2021年3月30日

激戦区であるコンパクトSUV市場にプジョーが投入した「2008」に試乗|PEUGEOT

アグレッシブなエクステリアとアバンギャルドなインテリア

エクステリアでは、ブランドロゴであるライオンを彷彿させる、フロント両端の牙のような形のデイライトや、3本のかぎ爪のようなデザインのリアライトが目立つ。
ヘッドライトは上級モデルではこちらも3本のかぎ爪デザインとなるが、アリュールでは少しおとなしい2眼LEDを採用。ボディーサイドにはひし形を半分にしたような深いくぼみが前後にあり、ウインドウラインが後端に向かってキックアップしたシャープな造形になっている。
大径タイヤ(215/60R17)による高めの最低地上高(205mm )と、1,550mmという立体駐車場に収まる低いルーフを組み合わせた“いで立ち”は、なかなかアグレッシブだ。
インテリアはさらにアバンギャルドな雰囲気につつまれる。それは、先代から採用してきた上下が平らな小径ステアリングの上側にメーター部分を組み合わせたプジョー独特の「i-コックピット」を、さらに進化させた新しい「3D i-コックピット」を搭載したことによるものだ。
ただでさえ斬新だったこのレイアウト。3Dに進化した新型のメーターナセル内には、デフォルトで左端に燃料計とオドメーター、右端に水温計とシフトポジションが表示され、中央にはナセルの天井部分から投影されたデジタル速度計とアナログの速度計、回転計が前面に浮き出るような立体形で表示されるのだ。
これが見やすいかどうかは別として、ドライバーにもパッセンジャーにもとてもインパクトがある。またナセルのサイド部分には三角の切り欠きがあって、角度によっては外光がメーター部分まで差し込んできたりするのだが、これもデザイン優先の部分かもしれない。
一方、アイシン製の8段ATをつかさどるシフトレバーはアッパークラスにでも採用されそうな上質なデザインが施されており、押してR、引いてDの使い勝手がいい。スマホに連携する7インチタッチスクリーンの下側には鍵盤のような形状の空調やハザードのスイッチが並び、その下にはQi充電可能なボックスが備わっている。
シートはブラックのファブリックとテップレザー(合皮)のコンビで、パンッと張りがあるタイプ。2,610mmの長いホイールベースを生かしたリアの足元にはゆとりがあり、広い開口部をもつラゲッジは434リッターを確保。フロアボードは上下2段のどちらかに設置でき、60:40の分割可倒式シートを全部倒せば1,467リッターのフラットで広大な空間が出現する。
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