あなたと世界をつなぐ、あたらしいBMW|BMW
CAR / FEATURES
2014年12月24日

あなたと世界をつなぐ、あたらしいBMW|BMW

BMW 5 Series|ビー・エム・ダブリュー 5シリーズ

より自由に、より創造的に。神戸・淡路へ──

これまでに数々の著名人をカメラに収めてきたフォトグラファーのOGATA氏。ポートレートをメインにしている彼は、普段スタジオ撮影が多い。そんなOGATA氏がカメラ機材を持ってスタジオを飛び出した。目指したのは神戸。ふるい建造物と最新のデザインをもったBMWをひとつのカットに納めるのが目的だ。「ニューBMW 523d ツーリング Luxury」を相棒とし、3日間の撮影の旅に出かけた。

Text by KUSHIMA TatsuyaPhotographs by OGATA

スタジオを飛び出し西へ向かった

フォトグラファーOGATA氏は言った。

「知らない街を旅するのは好きですね。ふるい街中や建物を見て歩いたり。まだまだ日本中巡りたいですね……」

ポートレートをメインにしているOGATA氏は、普段スタジオ撮影が多い。被写体となるのは人物。これまで彼は数々の著名人をファインダーで覗いてきた。そんな彼がスタジオを飛び出し西へ向かった。カメラ機材を持って。

相棒となったのは、昨年秋に発売されたばかりの「BMW 523d ツーリング Luxury」だ。このクルマを選んだ理由は3つ。1つ目はBMWならではの走り。そして2つ目は機材を運べるユーティリティ。そして3つ目は今回の目玉となるBMWコネクテッド・ドライブである。

早朝、彼はアシスタントを連れて東京を出た。まずは西へ、目指したのは神戸。ふるい建造物と最新のデザインをもったBMWをひとつのカットに納めるのが目的だ。

BMW ConnectedDrive × Photographer OGATA 02

BMW ConnectedDrive × Photographer OGATA 03

「自分でステアリングを握って走る機会は多いですね。ロングドライブも好きです。だからBMWのようなクルマは、まさに僕好みの一台。なんたって運転が楽しい。思い通りに動いてくれるスポーティさと、決して欲張らない品の良さを併せ持っている。この絶妙なバランス感があるクルマって、最近意外とない。今回はひとまず神戸へ向かおうとおもいます。それなりの距離を走れますし、それになぜかこれまで神戸を訪ねたことがありませんでした。大阪や京都はあるのに。ずっと気になっていた街なので、今回はいい機会かなと」

そんな動機から高速道路を走ることおよそ6時間。神戸の文字が書かれた看板が頻繁に現れてきた。神戸市内に入ると彼はあるスイッチを押した。すると、数秒後、どこからともなくオペレーターの声がしてくる。明るく温かみのあるトーンが車内に響いた。「はい、BMWコネクテッド・ドライブです……」

BMW ConnectedDrive × Photographer OGATA 04

その声に対しOGATA氏は、「神戸市内で歴史的なふるい建造物知らせてくれませんか? 洋館のような……」と返した。すると数十秒後オペレーターはいくつかの物件をアナウンス。その中の一件、兵庫県公館を選ぶとオペレーターはそれをナビゲーションシステム上の目的地に設定した。もちろん、遠隔操作で、である。あとは普段ナビで目的地を設定したときとおなじように音声案内がドライバーを誘ってくれる。最初の目的地はもうすぐそこだ。

BMW 5 Series|ビー・エム・ダブリュー 5シリーズ

より自由に、より創造的に。神戸・淡路へ──(2)

思いつきで被写体を追いかけるのも楽しい

「この5シリーズ、よく見るといくつもの複雑な面構成でデザイン処理がおこなわれているんですね。全体的なイメージでとらえると気づかないことがカメラを通すと見えてきます。ボンネットとボディサイドのエッジの効いたラインが特に美しい。太陽の光もそうですし、街のネオンの輝きの写り込みも映える。それにこのクルマはボディカラーがいい。テールランプの赤とのマッチング絶妙だなぁ。いやぁ、カーデザイナーってほんとにすごい」

撮影を進めながら、OGATA氏は被写体となるクルマのデザインについて語りはじめた。彼の目にはどう写ったのだろうか。

BMW ConnectedDrive × Photographer OGATA 06

BMW ConnectedDrive × Photographer OGATA 07

「買う人の数が限られたものすごい高額商品ってありますよね。マーケットが小さい分、デザイナーは思い切り線を引くことができる。だからそういったプロダクトのデザインはすばらしいと思うんです。ですが、このクルマはそれよりはずっとマーケットが広い。にも関わらずこれだけ個性があって自己主張しているですから驚きです」

そんな感想を口にしながら、今度は神戸を背に淡路島へ足を伸ばすことにした。瀬戸内の海とクルマのカットを撮るためだ。まず立ち寄ったのは、淡路島南インターから10分ほどの場所にある風力発電所。自然と人工物のフュージョンが気になった。そして次は伊弉諾(いざなぎ)神宮。これもまた、違った趣の人工物を被写体に選んだ。

神戸からもほど近い淡路島は、瀬戸内海に浮かぶ小さな島だ。真ん中にズドンと高速道路が走り、道路環境が整っていることからも訪れやすい。それに海岸線を走れば、さまざまな風景に出会うことができる。淡路島から観るの神戸の夜景なんかもいいだろう。

ただ、より深い情報を手軽に得るにはOGATA氏の言うようにBMWコネクテッド・ドライブが役に立つ。多彩なサービスとアプリケーションを利用することで、安心してフォトシューティングに集中できるからだ。

BMW ConnectedDrive × Photographer OGATA 08

BMW ConnectedDrive × Photographer OGATA 09

BMW 5 Series|ビー・エム・ダブリュー 5シリーズ

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安全から生まれるドライバーへの安心

“安心”という意味では、さまざまなドライバー支援システムも強力な武器となる。前方車両との衝突の危険性を知らせ、さらにブレーキ補助までおこなってくれるシステムや、時速60キロ以上で意図しない車線の逸脱を知らせるレーン・ディパーチャー・ウォーニングがドライバーを手助けする。さらに最近では、「ドライビング・アシスト・プラス」なる機能も追加された。

これは、車間距離を維持しながら自動的に速度制御をおこなうことが可能なACC(アダクティブ・コルーズ・コントロール)と呼ばれる機能に、車両停止までを制御するシステムがそなわったもの。しかも渋滞緩和後は指定した速度まで自動で回復してくれるという優れものだ。

BMW ConnectedDrive × Photographer OGATA 11

BMW ConnectedDrive × Photographer OGATA 12

もちろん、これらはあくまでも補助的なものではあるが、その優位性は容易に想像が付く。OGATA氏も、今回のロングドライブではこの機能が大幅に疲労を軽減してくれたと、旅の行程を振り返る。

「BMWコネクテッド・ドライブに標準でそなわる『BMW SOSコール』も、ドライバーに大きな安心を与えてくれる機能のひとつですね。日常の運転や旅先などで、いつ予期せぬ事故に遭遇するかは分からない。もし万が一の時、乗員に代わって、救急や消防といった機関に自動的で救助を求めてくれるのは、知らない土地での旅先では本当に心強いと思います」

BMW ConnectedDrive × Photographer OGATA 39

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コネクテッド・ドライブの可能性

ホテルの場所やランチのスポットもそうだし、六甲で夜景を見下ろせる場所は? といったリクエストにも応えてくれたBMWコネクテッド・ドライブ。今回のトリップでは、運転中のOGATA氏に代わって幾度となくサポートしてくれた。

「夜景を見下ろせるカフェテラスはよかったなぁ。それに神戸や淡路島には橋がいくつもありますから、近くで橋を眺められる公園なんて指定もBMWコネクテッド・ドライブは対応してくれました。24時間365日、欲しいときに必要な情報を提供してくれる。これに慣れちゃうと手放せなくなりますね。それと、Google Mapsで事前に検索しておいた情報をナビゲーションと連動できるというオプション機能も、とても役に立ちました。クルマを降りた地点から、最終目的地までの徒歩をスマートフォンで案内してくたりと、今回のような知らない土地での旅にはまさにピッタリ」

BMW ConnectedDrive × Photographer OGATA 12

BMW ConnectedDrive × Photographer OGATA 13

最後の晩は、神戸に戻り六甲山からの撮影をしたあと、街の象徴でもある南京町で異国情調あふれる写真を撮り、ファイナルショットは三ノ宮を背景とした。

そして予定していた3日間の撮影トリップが終わった。東京から神戸間を走っても、このクルマのガソリンタンクはまだだいぶ残っている。BMWが送り出すクリーンディーゼルの燃費のよさをあらためて体感した瞬間だ。

「BMWというブランドに対する走りの期待を裏切らずにこの燃費を稼ぐのだから、この『BMW 523d ツーリング Luxury』はすごいですね。2リッターの走りとはおもえない」

そう言い放った彼の顔は何かを成し遂げたときのようなさわやかな表情にあふれていた。きっと満足いく作品が撮れたのだろう。そう考えるとBMWコネクテッド・ドライブの可能性は未知数。どんな人がどう使うのかで、使い道は無限大に広がる……。

※BMWコネクティッド・ドライブは、3Gモバイル通信網を利用しており、電波の届かない場所ではご利用できません

BMW ConnectedDrive × Photographer OGATA 14

OGATA|オガタ

OGATA|オガタ
1979年、東京生まれ。フォトグラファー。ポートレートをメインに音楽雑誌「ローリングストーン日本版」やファッション誌「ヴォーグ・ジャパン」などで活躍する。普段の足をSUVとしているというOGATA氏は、撮影のため、遠出をする機会も多いという。最新のBMWでは、今回のこの5シリーズのほかに、M6クーペがお気に入りとのこと。

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BMW 523d Touring Luxury|
ビー・エム・ダブリュー 523d ツーリング Luxury

車両寸法|全長4,915×全幅1,860×全高1,490 mm
ホイールベース|2,970mm
最低地上高|140mm
車両重量|1,860kg
トランク容量|560-1,670リットル
エンジン|2リッター直列4気筒 DOHC BMWツインパワー・ターボディーゼル
最高出力|135kW(184ps)/4,000rpm
最大トルク|380Nm(38.7kgm)/1,750-2,750rpm
トランスミッション|8段AT
駆動方式|後輪駆動
燃費(JC08モード)|16.5km/ℓ
車両本体価格|724万円(税込)

BMWカスタマー・インタラクション・センター
0120-269-437(年中無休 9:00-20:00)

           
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