第6回ドライビングレッスン in 宮古島 参加記 |LEXUS
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2016年12月21日

第6回ドライビングレッスン in 宮古島 参加記 |LEXUS

LEXUS|レクサス

LEXUS AMAZING EXPERIENCE The 6th DRIVING LESSON

宮古島を舞台としたアメイジングなドライビング体験

レクサスは、非日常的な舞台でドライビングを学び、楽しむためのイベント「レクサス アメイジング エクスペリエンス 第6回ドライビングレッスン in 宮古島」を10月半ば、まだ真夏のような陽光が降り注ぐ沖縄県は宮古島で開催。一般の参加者とともに体験してみた。

Text by OPENERS

たった1日のためだけの特設ダートコース

「AMAZING IN MOTION」をブランドスローガンに掲げるレクサス。それを具現すべく、プロダクトのみならず多様な活動に取り組んでいるのはご存じのとおり。そのひとつが、「LEXUS AMAZING EXPERIENCE」だ。「革新的で驚きに満ちた体験を“大人の遊び”として提供する」 ―― そんなコンセプトのもと、これまでも一般ユーザーを対象にドライビングレッスンやゴルフコンペ、海外でのラグジュアリーなヴァカンス体験など、趣向を凝らしたさまざまなイベントを行ってきた。

その一環として10月半ばに開催されたのが、「LEXUS AMAZING EXPERIENCE The 6th DRIVING LESSON in 宮古島」である。沖縄本島から南西に約290kmに位置する離島、宮古島を舞台にレクサス各モデルでのドライブを楽しみつつ、運転スキルを磨こうというものだ。

LEXUS AMAGING EXPERIENCE

LEXUS AMAGING EXPERIENCE

2泊3日のスケジュールで行われた同イベント。初日は宮古島でのフリードライブの時間に割り当てられた。筆者は「RC300h」のステアリングを握り南の楽園を巡ったのだが、紺碧の海と空がおりなす絶景を堪能しながらのドライブは、ふだん都会の喧噪の中で暮らす者にとって、まさに非日常的な体験だった。しかし、翌日にはさらなるアメイジングなプログラムが用意されていた。

今年2月に行われた第5回ドライビングレッスンでは、北海道は十勝スピードウェイに特設雪上コースを用意し、氷雪の非日常世界でのスノードライビングレッスンを実施するなど、毎回スペシャルな体験を提供してきた「LEXUS AMAZING EXPERIENCE」。今回は宮古島の東南に位置する海に面した広大な敷地に、この日のためだけに本格的なダートコースを出現させたのだ。「このコースを実現させるために4カ月前から何度もこの地を訪れ、準備をかさねてきました」。レクサスドライビングレッスンでプリンシパルを務めるレーシングドライバー、木下隆之さんはそう語ったが、コース全体を望む高台に立つと、そのスケール感に思わず息を飲むほどだった。

LEXUS|レクサス

LEXUS AMAZING EXPERIENCE The 6th DRIVING LESSON

宮古島を舞台としたアメイジングなドライビング体験 (2)

知性と感性を駆使する大人の遊び

今回のドライビングレッスンでは2つのプログラムが用意された。ひとつは「GS F」「RC F」という2台のハイパワーFR車でダートコースを走る「ダートトラック」。もひとつは「LX570」で道なき道を行く「オフロードサファリ」というセクションだ。レッスンを担当するのは、前者が2015年スーパーGT300クラスチャンピオンである片岡龍也選手、同じくスーパーGT300クラスで最多優勝記録を保持する新田守男選手。後者はル・マン24時間耐久レースウィナー、荒聖治選手とニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦している佐藤久実選手。インストラクター陣も豪華な顔ぶれである。

レクサスドライビングレッスンの特徴のひとつは、レクサスオーナーはもちろんのことそうでない人でも参加できること。実際、参加者のなかには輸入車オーナーの方もいた。ただし、毎回スペシャルなコンテンツが用意されているうえに、募集人数が限られているため、非常に狭き門となっているようだ。主催のLexus International担当者いわく、今回の定員は5組10名だが応募者数はその十数倍だったという。ある参加者は、何度目かの応募でやっと参加することができた、と満面の笑みで話してくれた。

LEXUS AMAGING EXPERIENCE

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最初に体験したのは「ダートトラック」だ。ミューが低く滑りやすい砂利路面のコースを、477ps/530Nmというハイパワーを誇るFRスポーツのRC FおよびGS Fで走り、その優れたハンドリング特性を体感すると同時に、スムーズなドライビングを身につけるのが狙いだ。スタートすると下りながらのストレートを駆け下り、左中速コーナー、つづいてやや急な上りの先に左タイトコーナー、さらに定常円旋回、そしてS時コーナーをぬけてゴール。といった具合に、コースは場所の地形を生かすことで変化に富んだファンでチャレンジングなものに仕上げられている。

まずインストラクターによるドライビングを助手席から観察すると、いよいよ自分がステアリングを握る番だ。「こういう低ミュー路では、ドライバーの操作のひとつひとつが、クルマの挙動に大きく現れやすいので、とにかくスムーズに」。そんなインストラクターのアドバイスも一瞬にして忘れ、ついついアクセルを深く踏み込むと、後輪はいとも簡単に空転し思うように加速しない。コーナーでは確実に減速し、ターンイン後は丁寧にアクセルオンしないと、外側に大きくラインがはらんで思うように曲がれない。ふだん舗装路を運転しているときには気づかない粗が、いとも簡単に露になる。だから、2回3回と周回を重ねるごとに自分のドライビングを反省し、粗をつぶしていく。そんな行為がとにかく楽しい。ほかの参加者に目を向けても、同様に真剣かつ楽しげにステアリングを握っている。スポーツドライビングとは、まさに知性と感性を駆使する大人の遊びなのだとあらためて思った。

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LEXUS AMAZING EXPERIENCE The 6th DRIVING LESSON

宮古島を舞台としたアメイジングなドライビング体験 (3)

人生を楽しく豊かにすることを目指すライフスタイルブランド

「ダウンヒル、ヒルクライム、モーグルなど、本格的なクロスカントリーSUVとしてのパフォーマンスを生かして走ってもらえるプログラムになっています。一緒に冒険に行きましょう」。インストラクターの荒さんがそう語るように、「オフロードサファリ」のセクションはLX570で道なき道を走る、まさにアドベンチャーのような体験が魅力だ。壁のような斜面のヒルクライムや、大きな岩がランダムに並べられたモーグルなど、ドライバーが本当に走り抜けられるのか不安を覚えるようなコースを、LX570は難なくクリアしていく。「ダートトラック」では、GS FやRC Fの優れたパフォーマンスを上手に引き出すことに没頭したが、「オフロードサファリ」ではLX570の走破性の高さに圧倒された。

LEXUS AMAGING EXPERIENCE

LEXUS AMAGING EXPERIENCE

この日最後のプログラムは、ダートトラックでのタイムトライアルだ。とはいえ、ラップタイムの速さを競うのではなく、あらかじめ決められたターゲットタイムにどれだけ近いタイムを出せるかを競う。エキスパートタイムが50秒、ベーシックタイムが1分に設定され、参加者はそれぞれいずれかを自己申告し、そのタイムを目指して走る。「そもそもドライビングスキルが高い人ほど走りが安定しているので、ターゲットタイムを狙うのは自分の運転を磨くことにほかなりません」とは木下隆之さんの弁だが、たしかに筆者のタイムは走るごとに2、3秒のバラツキが出てしまう。まだまだ修行が足りないと実感させられた。こうして筆者を含む参加者たちは、朝から夕暮れまで嬉々としてステアリングを握り続けていた。

今回のイベントでは、参加者は伊良部島に昨年オープンしたばかりのリゾートホテル「紺碧ザ・ヴィラ オールスイート」にステイし、食事には同ホテルシェフによる地元の食材を生かしたコースが供された。絶景を堪能しながらドライブし、クルマを操る楽しさを学び、ラグジュアリーなヴィラと絶品の料理で心地よい疲れを癒す。そのいずれもが、いわばアメイジングな体験だった。レクサスは単なるカーブランドではない。クルマを軸に人生をより楽しく豊かにすることを目指すライフスタイルブランドなのだ。南の楽園で過ごした2泊3日を振り返り、あらためてそう思った。

問い合わせ先

レクサス インフォメーションデスク

0800-500-5577(9:00-18:00、年中無休)

           
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