PORSCHE PANAMERA|豊富なオプションメニューを発表
PORSCHE PANAMERA|ポルシェ パナメーラ
豊富なオプションメニューを発表
ポルシェAGは、今秋にデビューをひかえた4ドア・グランツーリズモのパナメーラについて、ポルシェの他のモデルと同様、オーナーの好みに合わせてリファインおよびカスタマイズできる、ポルシェ エクスクルーシブ(メーカー装着オプション)およびポルシェ テクイップメント(ディーラー装着オプション)を提供することを発表した。
写真=ポルシェ ジャパン
船舶用マホガニー材を使用することも可能
ポルシェのグランツーリズモ、パナメーラのカスタマイズでは、レザー、ウッド、アルミニウム、カーボンなどの最高の素材を使用するだけでなく、完璧な仕上げにも重点が置かれ、必要な場合には念入りな手作業による縫製も行う。
たとえば、ヨットの建造からヒントを得たという船舶用マホガニー材をインテリアパッケージに使用することも可能で、暗い色調のマホガニーに明るいメープルウッドのインレイを埋め込むことで実現するスタイリッシュなコントラストが、ダッシュボードとドアのトリムパネルのほか、センターコンソールやトリムカバーをも彩る。
またインテリアパッケージにおいては、エアベントのルーバーやキーまでもが、ボディカラーと同色で仕上げることができ、メータパネルとスポーツクロノパッケージのストップウオッチは、ルクソールベージュ、ガーズレッド、キャララホワイトという3色の文字盤から選択が可能だという。
便利な装備としては、後席左右のシートのあいだに配置される、容量10.5リットルのクールボックス。必要に応じてオンオフが可能で、飲み物を約6℃に冷却しておくことができる。
新開発のエンターテインメントシステムも用意
車内エンターテインメントにかんしては、前席のバックレストに埋め込まれた2台の7インチ高解像度カラーモニターと2つのコードレス赤外線ヘッドセットで構成された、新開発のエンターテイメントシステム「ポルシェ・リアシートエンターテイメント」がメーカー装着オプションとして設定される。
エクステリアにおいては、フロントのエアインテーク、フロントホイール後側のフェンダーに設けられたエアアウトレット、ロアリアパネルとディフューザーをボディカラーと同色に仕上げることが可能。
テクイップメントには、新しいポルシェ・チャイルドシートやラゲッジルームに合わせたバッグのセットから、夏用および冬用の18~20インチ専用ホイールとタイヤの組み合わせまで豊富なアイテムが用意され、すべて個別に後付けすることができる。
なお、ポルシェ エクスクルーシブおよびテクイップメントのすべての情報は、ポルシェ センターにて顧客に提供される。
ポルシェ ジャパン
http://www.porsche.com/japan
BRAND HISTORY
ドイツを代表するスポーツカーブランドとして世界中の腕利きから圧倒的な支持を得ているのがPORSCHE(ポルシェ)である。はじまりは1931年。20代の頃から自動車エンジニアとして頭角をあらわした奇才・フェルディナンド・ポルシェは、ダイムラー社の技術部長を経験したあと、ドイツのシュトゥットガルトに「ポルシェ設計事務所」を設立して独立。以後、自動車メーカーからさまざまなクルマの開発を託されることになる。なかでも有名なのが、ドイツの「国民車」としてモータリゼーションに大きく貢献した「フォルクスワーゲン・ビートル」だ。
自動車メーカーとして、自らの名を初めて冠したのは、1948年に登場した「356」であった。それからポルシェは「911」「924」「928」といったスポーツカーを世に送り出すとともに、モータースポーツに力を注ぐ。たとえば、世界でもっとも苛酷なレースといわれるルマン24時間で16回の優勝を手に入れたほか、F1でもエンジンサプライヤーとして3度のシリーズ優勝に貢献するなど、輝かしい戦績を収めたのだった。その技術力と走りへのこだわりがいまなお彼らの製品に息づいているのはいうまでもない。
現在は、デビューから45年が経ったいまでもスポーツカーのトップランナーとして高い評価を得る「911」をはじめ、オープンスポーツの「ボクスター」、ボクスターのクーペ版の「ケイマン」、そして、プレミアムスポーツSUVの「カイエン」と、ラインナップすべてが高い人気を誇る。