ピニンファリーナ秘蔵のフェラーリ展|Ferrari
Ferrari|フェラーリ
セルジオ・ピニンファリーナの偉大なるフェラーリ・エキシビション開幕
フェラーリはその本拠地、マラネッロのフェラーリミュージアムにて、『セルジオ・ピニンファリーナの偉大なるフェラーリ・エキシビション』を、開催している。今年7月2日にこの世を去った、セルジオ・ピニンファリーナに焦点をあて、1952年からはじまった、フェラーリとの仕事を紹介する。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
ピニンファリーナ家秘蔵のモデルをふくむ22台を展示
「ピニンファリーナが情熱を傾けたワンオフモデルをはじめ、フェラーリでしか実現しえない革新的な4ドアモデル、そしてベルギー国王レオポルド三世の妻で、レティ侯爵夫人であるリリアン・バレル女史が所有していた「330 GTC Coupe Speciale」 などを含む、22台の車輌が展示されている」という、『セルジオ・ピニンファリーナの偉大なるフェラーリ・エキシビション』がイタリアは、フェラーリの本拠地、マラネッロのフェラーリミュージアムにてオープンとなった。
セルジオ・ピニンファリーナは、言わずと知れた、イタリア最大のカロッツェリア、ピニンファリーナの創業者バティスタ・“ピニン”ファリーナの子息。今年7月に世を去った、この自動車デザイン界の偉人の名声は、なんといっても数々のフェラーリによって支えられている。今回の展覧会は、1952年からのセルジオとフェラーリとの仕事に焦点をあてている。
会場は、レーシングカー、ロードカー、コンセプトカーと3つのテーマに分類され、未公開のクルマやモックアップの出展もある。
どのクルマも注目に値するが、とりわけコンセプトカー「Modulo」の原寸大モックアップは、必見中の必見だ。
会期は来年1月7日まで。12月25日と1月1日以外は無休だ。チケットの予約や、ガイドツアーへの申し込みはフェラーリミュージアムの公式サイト(www.museoferrari.com)からも可能となっている。