ART|一夜限りのアートの饗宴『六本木アートナイト2014』が開催
LOUNGE / ART
2015年1月29日

ART|一夜限りのアートの饗宴『六本木アートナイト2014』が開催

ART|「動け、カラダ!」が今年のテーマ

一夜限りのアートの饗宴『六本木アートナイト2014』が4月19日開幕

六本木の街がアートに染まる一夜限りの饗宴『六本木アートナイト』が今年も開幕。4月19日(土)から20日(日)にかけて開かれる。

Text by YANAKA Tomomi

約2800枚もの古着がアートになる西尾美也による『カラダひとつプロジェクト』

いつもの街が芸術空間へと変貌を遂げる『六本木アートナイト』。5回目を迎えるの今年のテーマは「動け、カラダ!」。昨年に引きつづきアーティスティックディレクターに就任した日比野克彦氏の最大の関心事のひとつである、「アートの持つ身体性」という側面に目を向けるものとなった。

六本木アートナイトの一番の特徴といえるのが、日没から夜明けまでの時間をコアタイムとして設け、“不夜城”六本木にふさわしく夜通しのイベントが繰り広げられること。4月19日(土)当日は、コアタイムに突入する18:15から六本木パレード『ふわりたい ながれたい つなぎたい』がスタート。ダンサーであり、振付家の伊藤キム氏が監修し、練習を重ねた地元の人や一般公募の参加者がダンスパフォーマンスしながら、六本木の街を練り歩く。

六本木アートナイト

六本木パレード『ふわりたい ながれたい つなぎたい』イメージ

そして、展示の目玉といえるのが、アーティスト西尾美也氏が六本木周辺で集めた約2800枚もの古着を使用して、作品を発表する『カラダひとつプロジェクト』。六本木ヒルズアリーナでは、色とりどりの古着をワークショップに参加した人ともにつなぎ合わせた巨大なスカート『人間の家[家]』を展示。また、篠田太朗氏による『月面反射通信技術』や、佐藤悠氏による『ゴロゴロ六本木』というインスタレーションも展開。そのほか、東京ミッドタウンや国立新美術館でも作品が発表される。

ワールドカップ開幕を直前に控え盛り上がるサッカーとアートを組み合わせた『マッチフラッグプロジェクト』や『ヒビノカップ in 六本木』など、サッカー好きを標榜し、日本サッカー協会理事を務める日比野氏ならではイベントも開催。さらに、さまざまなアーティストや各界気鋭のプロフェッショナルが意見を交換する場『第二回六本木夜楽会(だいにかいろくほんもくよらくえ)』など、昨年好評を博した参加型プログラムも登場。

アートナイト当日は、参加する美術館やギャラリーで開催されている展覧会の特別プログラムや開館時間延長、入場料割引などを実施。そして、若手からベテランまで、日本人アーティストだけでなく、海外から招聘したアーティストを交え、幅広いジャンルのアートが街中のストリート、公園などに展示され、宝探しのような気分も楽しめそうだ。

六本木アートナイト 05

『六本木アートナイト2014』
日程│4月19日(土)10:00~4月20日(日)18:00
コアタイム│4月19日(土)18:17(日没)~4月20日(日)5:03(日の出)
場所│六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
料金│無料(一部プログラム及び美術館企画展は有料)

六本木アートナイト実行委員会
Tel.03-5777-8600(ハローダイヤル)

           
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